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Condé Nast Traveler世界のレストラントップ10に選ばれたスピリチュアルなレストラン「Spice Route」

ザ・インペリアルホテルにある「Spice Route」は南インドケララから、スリランカ、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアまでの料理とスパイスが満喫できるレストランです。

  

レストランに一歩足を踏み入れると、古い遺跡かお寺の中に迷い込んだような、壁画や装飾、銅像に圧倒されます。

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料理&ドリンク

ざっくりですが、料理はどれも美味しいです。

個人的なお薦めは…

Cha Gio(1000ルピー):ベトナムの揚げ春巻き

Som Tum Chae(950ルピー):タイのパパイヤサラダ

 

飲み物はワイン!

インドでは輸入物のアルコール類は高い関税がかけられているため、値段が非常に高いです。が、ここのワインのセレクト、質はとてもとてもいいので、特別な日ならウェイターさんと相談しながら注文してみてください。料理にあった美味しいワインをすすめてくれます。

 

ちなみにここのワイングラス、見たことないくらいステムが長く、立派なワイングラスです。ワインを飲まなくても、頼めばこのワイングラスに入れてくれます。

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レストランのデザイン&装飾

ケララ(インドの南西)にあった古い寺院の貴重な歴史的建造物や、野菜や植物から採った染料で描かれた壁画によって「人の一生」をテーマにつくられたレストラン。ラジーブ・セスさんによって約7年の歳月をかけて完成した、スピリチュアルな空間兼レストランと言っても過言ではありません。

 

例えば…

  • 出入り口

誰もがたった1人でこの世に誕生し、去ってゆく…ということからレストランの出入り口は人が1人通れるくらいの狭い幅になっています。

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  • 欲望のセクション:

全ての人間が持つ物質への欲望、性欲などが「カーマスートラ」を元に描かれています。天井はケララの古い寺院にあったもので「解脱・自由・解放」が描かれていますが、それを悟るのは自分自身ということから、天井には梁が巡らされており全体像がはっきり見えなくなっています。

 

  • 愛のセクション:

ここは2人用のテーブルだけが置かれています。愛する人と食事をしながら絆を深める席です。この席はよくプロポーズするときに使われるそうです。

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ウェイターさんがこんな話をしてくれました。

 

ある日、ある男性がプロポーズするのに、デザートのケーキの中に婚約指輪を入れてサプライズをするという計画をたてたそうです。が、食べても食べても婚約指輪が見つからず、キッチンに持ち帰り何人かで探したところ、やっと見つかったのだそうです。結果的にはプロポーズは成功しました。

 

  • 先祖のセクション:

この場所からはレストラン全体が見渡せるようになっています。こちらはチェンマイ(タイ)のある寺院の盲目の僧侶がこのレストランのために掘ったそうです。私たちは先祖によっていつも見守れられているんだよというメッセージが込められているそうです。

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この彫刻の前には一枚の鏡がかかっていて、のぞけばもちろん自分の顔が映されます。自分の人生をどのように生きてきたのか、声に出さなくても思ったことや考えたことを全て知っているのは結局、自分自身であるということ。的を得すぎた説明で鳥肌がたってしまいました。

 

  • その他

キッチンから料理を運ぶ際に使うドアの横にはヒンドユ—教の「食に満たされた女神(豊穣の女神)」のアンナプールナーの女神が描かれています。右手にスプーン、左手にお米?を持ち、いかにも食いしん坊という感じの女神です。お客さんたちがSpice Routeの食事で幸せになりますようにと願いながら、すべてのウェイターさんがこの女神の前を通って行くのだそうです。

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レストランの方にミニツアーをお願いすれば、素敵なお話が聞けて、一層このレストランの深さを理解できます。

 

インド流「おもてなし」?

インドの高級ホテル、レストランの接客は驚くほど質が高いです。「Spice Route」も例外ではありません。

お客さん達への気配りがすばらしいのにも関わらず、一つも気取ったところがなく、とても心地よい気分にさせてくる。どんな教育を受けているのかといつも感心してしまいます。

 

前回、インドに遊びに来た友人を連れて「Spice Route」を訪れた時、食事の最後にサプライズで「Welcome To Spice Route, Dxxxx」と書かれたとても美味しいダークチョコレートケーキを出してくれました。

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ウェイターさんは「君たちにとって特別なゲストなら、私たちとっても特別なゲストだからね。」と。嬉しいですね。

 

ところで、このレストランにはウェイターさんの中に日本語が話せる方がいるんです。以前神戸で英語を教えていて、日本大好き納豆大好きという方です。「Spice Route」を訪れる機会がありましたら、その方にいろいろ聞いてみてください。きっと面白い、そして心を清めてくれるお話が聞けますよ。

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予約サイト:https://theimperialindia.com/restaurant-menu/the-spice-route/

 

営業時間:

ランチ   12:30p.m.-2:45p.m.

ディナー  7:00p.m.-11:45p.m.

レストラン予約:011-41116605