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デリーの近代歴史博物館&アートギャラリーとしても楽しめるホテル 〜ザ・インペリアルホテル〜

ザ・インペリアルホテルは、インドの首都デリーの中心部、コーンノートプレースにありながら、門をくぐると100年前にタイムトリップしたような優雅で落ちついたホテルです。 

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               wikimapia.comより
 

このホテルは1931年に高級ホテルとして建てられ、1936年にオープンしました。インドがまだイギリスの植民地だった頃です。

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               greavesindia.comより

 

ホテル内の装飾はLadyWillingdonさんによって行われました。ファブリックはヨーロッパ産、大理石の床はイタリア産、シャンデリアはオーストリアチーク材ブータン産、そして絨毯はペルシア産…と、インドに持ってこれたということにただただ驚くばかりです。

 

ホテルの床はいつもピカピカ。ホテルスタッフの方曰く、床の磨き度が測れるドイツ製の機械で1日2、3回チェックしているのだそうです。

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ザ・インペラルホテルには5000点以上にものぼる絵画、彫刻などが飾られています。

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こちらは1911年にジョージ5世がイギリス領インド帝国インド皇帝としてデリーでの戴冠式に訪れた時の絵です。レッドフォート(世界遺産)をバックに、軍服を来たインド兵達に警備されながら、盛装した王族達が同じく盛装された象に乗り行進している様子が描かれています。たった100年前なのにこんなことが行われていたんですね。

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もう一つ、必見なのが「1911 Restaurant」にある白い大理石のテーブルです。ちなみに、1911という数字は当時のインドを植民地化していたイギリス政府がインドの首都をコルカタカルカッタ)からデリーに移した年です。

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イギリスからの独立に向けて、この席でインドの歴史を動かした重要人物達が毎朝朝食を取りながら議論をしていました。その人物達とは…

 

  • マハトマ・ガンディー(インドの独立の父。ガンジーは大雨が降っても、夏の暑い日でも、ホテルを訪れここに座って朝食を食べていたとのこと。)

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などなど…。

 

この3名の名前を見ただけでも、毎日行われていた議論の重みのすごさが感じられます。このテーブルは今でも同じ場所に置かれており、ここでの食事を取るのも可能だそうです。

 

ザ・インペリアルホテルには他にも素敵なバーやレストランがありますが、私がぜひぜひご紹介したのは7年の歳月をかけて完成されたという「Spice Route」というレストランです。

 

参考サイト