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アフリカが舞台のお薦め映画&本

アフリカに行く前に見るお薦め映画・本をいくつかご紹介します。アフリカに行く予定がない方もこの年末年始にお楽しみください。

 

ネルソン・マンデラ南アフリカの大統領就任後、人種差別が残っていることを痛感。そこで同国で初開催(1995年)、初出場となるラグビーW杯で優勝することで、南アフリカを一つの国にまとめることを目指します。当時弱小であり、白人スポーツの代表であるスプリングボックスチームキャプテンと協力しながらワールドカップで優勝するまでの話を描いた映画です。

モーガン・フリーマンネルソン・マンデラ役がなんとも適役!白人VS非白人の状態であった南アフリカをどのようなリーダーシップで再建していったか、マンデラさんの一言一言がとても心に響く映画です。

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20年前まではラグビーは白人のスポーツであり弱小チームでした。しかし南アフリカは2015年のラグビーW杯の世界ランキングは第3位。この時日本が南アフリカに34-32で勝利したのは皆さんのご記憶にも新しいと思います。

2年前、南アフリカを訪れた際、黒人のUBERの運転手さんが「あれが1995年ラグビーのW杯を行ったスタジアムだよ」と教えてくれました。「そういえば、南アフリカはどっかの国に負けたよね」と私がいうと、「そうだよ、君の国日本に負けるなんて本当に信じられなかったよ。」と、とても悔しがっていたのを覚えています。今ではラグビーは白人だけのスポーツではなくなったようです。多くのファンを持つことがその国のスポーツのレベルを高めると共に、スポーツが国を一つにまとめる力を持つというマンデラさんの考えは的中していたようです。

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アメリカのミシガン州デトロイトに住むロドリゲス。1970年代にデビューしますが全くヒットせず、無名のまま消えていきました。しかし地球の反対側に位置する南アフリカでは反アパルトヘイトの象徴的な音楽として大ヒット。これを歌う歌手は一体誰なのか。ロドリゲスを探す過程を追ったドキュメンタリー映画です。最後はこんな奇跡がありえるのか!と驚くラストが待っています。音楽もブルースな感じでかっこいい!それに歌詞もよく聞いてみてください。面白いですよ。ドキュメンタリーを好まない人にもこれはぜひお薦めです。

 

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なんと私たちの南アフリカのビジネスパートナーのcowgirlbluesのブリジットさんはロドリゲスさんのコンサートに行かれたそうです。アメリカで無名というのを聞いた時はとても驚いたとか。

南アフリカが大好きな私、そしてデトロイトダウンタウンに数年住んだことがある私にとっては特別な映画です。ちなみに最初のシーン(デトロイトの景色)で建物が出てきます。確か左から2件目か3件目が以前住んでいたアパートです!

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  • マンデラ 自由への長い道 』(2013年イギリス・南アフリカの伝記映画 監督 ジャスティン・チャドウィック)                                                                        

ネルソン・マンデラの著書自伝を原作とした映画。個人的な意見としては映画より本の方がお薦めです。

話はマンデラさんの子供時代からはじまり、興味深い民族の日常生活、儀式などについて詳しく書かれています。成人したマンデラさんは、非白人で初めて法律事務所を開いたりしますが、同時に夫婦喧嘩や浮気をしたりなど完璧な人間でないところに少々親しみを感じます。

その後27年間の牢獄生活を送る中で、決して腐らず、与えられた状況の中で人間として尊厳を持って生きていこうとする態度と理想(「肌の色、宗教など関係なく全ての人が平等に暮らせる社会」)を持ち続けられたということに、マンデラさんの偉人さを感じさせられます。そして牢獄生活後、「過去は過去」「本当の敵は相手を恐れること、憎む心だ」といい、南アフリカにとって必要なことは「Forgiveness (許すこと)」の心を持ち一つの国をつくることだと言い続けたことにもう脱帽です。

そして映画、本のマンデラさんの最後の言葉がとても印象的です。

“憎しみを持って生まれてくる人はいない。憎むという心情は生きていく上で学んでいくことなのです。もし憎むことを学べるのであれば、愛することも学べるはずです。我々にとって愛することは憎むことよりも自然なことなのだから。”

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現在ではロベン島にあるマンデラさんが18年間暮らした独房を見学することができます。ガイドさんはこちらの牢獄に入れられていた方で、その頃の話を生で聞けるという貴重な体験ができます。

                   

  • 『ゴースト&ダークネス』(1997年アメリカ 監督スティーブン・ホプキンス)

19世紀末、現在のケニアのツオボ川付近で約140人(説によって違います)を食い殺したという二頭のライオンのお話です。若い頃のマイケル・ダグラスヴァル・キルマーが出演しています。こちらは実話を元に作られた映画で、この二頭の剥製は、現在シカゴのフィールド自然史博物館に展示されているそうです。

 

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南アフリカのサファリではライオンに出会える確率は大。昼間だと大抵睡眠中か寝そべっているライオンの姿をかなり近くで見ることができます。もし、とってもラッキーであれば、食事を終えた直後の口の周りが血で染まったライオンを見られるかもしれませんよ。

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こちらも実話を基にした映画です。ウガンダのスラム街に住む女の子フィオナがチェスと出会うことで、人生が変わっていくというお話です。フィオナはお父さんを早く亡くし、お母さんと兄弟とその日その日をやっと生きていけるという貧困生活を送っていました。ある日、10歳のフィオナはチェスと出会います。そして、みるみるうちにその才能を発揮していきます。チェスによっていきなり有名になってしまったフィオナが現実の極貧生活とどう向き合っていくか、またお母さんの娘への心情がとてもよく描かれています。

 

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