ひとったび -人と旅と物語-

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Love Yourself, Love Your Body (自分の体にコンプレックスを持つ女性達へ)〜Beloved Beadwork〜

日本で作られた部品や素材が、こんな所で使われているなんて!と驚いたことはありませんか?

 

PhilotradeのビジネスパートナーであるBeloved Beadworkは南アフリカケープタウンでグラスビーズを素材に、見とれてしまうほど素敵なジュエリーを作っています。実はそのグラスビーズがなんと日本産なんです。

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Beloved Beadworkのアンさんは今のビジネスを始める際、世界中からグラスビーズを取り寄せたそうです。完璧なジュエリーを作るためには一つ一つのグラスビーズのサイズ、形が全て同じでなければなりません。その基準をクリアーしているのが広島産のグラスビーズなのだそうです。広島で作られたグラスビーズが南アフリカに渡って美しいジュエリーに生まれ変わり、今回Philotradeによって初めて日本に里帰りしたのです。

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初めてBeloved Beadworkのジュエリーを写真で見た時、綺麗だけどアジア人の私の顔に似合うのだろうか、派手過ぎないだろうかと半信半疑でした。しかし、Beloved Beadworkのアンさんのお話を聞きき、日本の皆さんにもぜひ紹介したいと思ったのです。

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そのお話とは…

 

ケープタウンBeloved Beadworkのショップに来てくださる女性達がジュエリーを試着している表情を見ていると、たくさんの発見があります。

例えば、イヤリングをつけて鏡の中の自分に微笑んでいる女性。このイヤリングが彼女の一番気に入っている表情をひきだしてくれたのでしょうね。ジュエリーをつけて喜んでいる女性を見ると、私もつい顔がほころんでしまいます。

 

しかし、中には気に入ったジュエリーを笑顔で手に取り、鏡を見るや否や、がっかりする女性を見かけることがあります。きっと「若者の首には似合うけど、私の首にあうようなネックレスじゃないんだわ。」とか「これをつけたらここの傷が余計目立つかも…。」と感じているのでしょうか。ジュエリーを身につけたことで自分の気に入らない部分を発見してしまったようながっかりした表情です。こんなリアクションを見ると胸が痛みます…。

 

私自身、以前から自分のお腹にコンプレックスを持っていて隠そう隠そうとしていました。どんなにダイエットをしても頑固なお腹は凹みません…。

 

2014年、乳がんと診断され、両方の乳房の切断手術を受けることになりました。担当のお医者様によると、最新の乳房再建手術ではお腹の上部の組織を使い柔らか乳房を作ることができるとのこと。ただし、乳房に使える十分な量の組織がある場合のみこの手術が可能なのだそうです。ずっとずっとコンプレックスを持っていた私のお腹が、この時救世主となったのです。

 

私はショップで気にいったジュエリーをつけ、鏡を覗き込んだ瞬間に暗い表情になるお客様を見るとこう叫びたくなります。「あなたはそのままで十分綺麗なのよ!」と。

 

そしてBeloved Beadworkのジュエリーを手にして、「私よりも若くて、スリムな女性達をターゲットにしているジュエリーなのかも。」と感じている女性がいたとしたらこう伝えたいです。

Beloved Beadworkの私たちスタッフは、女性の一人一人を念頭に置いて作っているんですよって。あなたが隠したいと思っている傷、短いと思っている首、太すぎると思っている手首、乾燥した肌などを思い浮かべながら作っていますと。

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でも、私たちが一番大切にしたいのはあなたの心です。Beloved Beadworkのジュエリーを身につけて、あなたの美しい心/内面を表現していただければ、私たちスタッフはとても光栄に思います。

 

このお話を聞いて、一目惚れしたインフィニティネックレスを身につけてみました。

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そしたらどこからか「綺麗よ」という声が聞こえてきたような気がしました…。

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Beloved Beadworkの商品は以下のサイトから購入できます。

Philotradeショップサイト:

http://philotrade.shop/store/Beads-accessories-c27440427

Yahoo shopping :

https://store.shopping.yahoo.co.jp/philotrade/belovedbea.html

南アフリカの女性達の手作りビーズアクセサリー」についての記事とお話しはこちらをお読みください。

http://philotrade.hatenablog.com/belovedbeadwork_to_have_and_to_hold

バンコクで和食の質の高さに驚いた!

先日約10数年ぶりにバンコクを訪れ、本場のおいしいタイ料理を十分満喫してきました。                 

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が!今回はバンコクの和食レストラン、居酒屋、日本食スーパー、パン屋さん…と和食の質の高さに興奮しました。

 

外務省(2016年10月)の統計によると、日本の領土以外に在留する日本人(在留邦人)の総数は133万8,477人。国別に見ると以下の通りです。

 

外務省(2016年10月)の統計によると、日本の領土以外に在留する日本人(在留邦人)の総数は133万8,477人。国別に見ると以下の通りです。

 

在留邦人数

アメリカ

42万1,665人

中国

12万8,111人

オーストラリア

9万2,637人

タイ

7万337人

カナダ

7万174人

http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000260884.pdf

* 在留邦人:海外に3ヶ月以上在留している日本国籍を有する者

 

タイの在留邦人数は約7万人で第4位。そのうち約3万人がバンコクに住んでいるそうです。ちなみに私が住んでいるインドの在留邦人数は9,147人で第22位でした。

 

外務省のHPによると、日本とタイの交流は600年も前からあり、当時の首都アユタヤには日本人町があったそうです。鎖国令によって交流が一時衰退しましたが、そう考えると21世紀の今、バンコクに「日本人街」があっても不思議ではないのでしょう。    

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デリーでは基本的な食材はまあまあ手に入ります。ただ、多くの日系企業ではインドは生活するのに大変な国に指定されているそうで、日系企業勤務の駐在員の方は年に何回かバンコク、ドバイまたはクアラルンプールへ食料などの買い出し、または日本から食料を送れるという羨ましい補助が会社からでるそうです。バンコクのスーパー側もそれを承知していて、食料を送る(または持って帰る)際のパッキングもきちんとしてくれるそうです。

 

バンコクにある和食レストラン、スーパー、デパート

和食レストラン、日系スーパーなどが多い地域は Phrom Phong(プロンポン)駅の近くです。

 

この駅に直結しているEmporiup(エンポリアム)デパート。ここには高級ブランド店やユニクロが入っています。(確か)1FにはGroume Market(グルメマーケット)が入っており、インドから出てきた私は一つ一つの商品、スーパ自体がとても綺麗なこと、さらに商品の豊富さに感激しました!

          

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インドだと商品のパッケージ一つとっても、どこをどう運ばれてきたのかと不思議に思うほど(少々)汚れていたり、潰れていたりするのです。

 

バンコクでは和牛が人気らしく、神戸牛をはじめ有名どころの和牛が綺麗に陳列されていました。もちろんインドでは基本的には牛肉は売られていません。

 

デパートを出てSukhumvit Rd.のSoi33の道を入ると、そこはもう日本!

  • ラーメン亭:昭和チックなラーメン屋さん。日本のラーメンやタイならではの激辛ラーメンが味わえます。
  • カスタードなかむら:日本の美味しいパン屋さん。商店街の肉屋さんで買うようなコロッケがとても美味しかったです。
  • フジスーパー:日本の食材はもちろん日本酒、焼酎なども置いてあります。また、タイカレーのレトルトも置いてあったりしてお土産にいいかも。
  • 生そば あずま:こしがあって美味しいお蕎麦が食べられます。そば3玉まで同一価格というのがうりです。結構タイ人のお客さんも多く、こんなシンプルな味を好むのかと新しい発見でした。

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  • 鳥波多:うわさではランチがとてもお得で雑炊がおいしいとか。私は夜に行きましたが、鶏のレバーは絶品‼ タイの方が焼き鳥を焼いている以外、日本で食べているのと全く変わりません。アメリカ人の夫とタイ人のウェイトレスが日本語で会話をしているのがちょっと面白かったです。

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ということで、旅の途中で和食が恋しくなっても、バンコクは全く心配がありません。

 

タイ料理、マッサージ、バー

せっかくですので、バンコクでおすすめのタイ料理、マッサージもご紹介しておきます。

  • Suda Soi 14プラスチックの椅子にシンプルなテーブル。そうそう、バンコクにある昔ながらのタイ料理食堂。どの料理もおいしく地元の人、観光客にとても人気があります。暑い日の夕方あたりから、じわーっと額に汗をかきながら食べるのもバンコクらしくていいと思います。

    http://www.wheretoeat-bangkok.com/holes_in_the_wall.html

  • Tamnanthai (Times Square):スタッフの方がとてもフレンドリー。少し日本語が通じます。料理も美味しいのですが、デザートの「マンゴーとスティッキーライス」はマンゴー好きの方には食べていただきたい。

    http://www.tamnanthai.com

  • Jim Thompson Restaurant and Wine Bar:おしゃれなレストランをお探しの方はこちらへ。Jim Thomspson博物も同じ敷地内にあります。もちろん料理美味しいので美味しいのですが、もっと興味深いのはJim Thomsonという人物。Jimさんはアメリカ出身のビジネスマン。タイをとても気に入り、アメリカの生活を捨てタイに移住。そしてタイのシルク産業に大きな投資をすると共に貧困層の人々への援助など行っていました。また東南アジアの骨董品、美術品のコレクターとしても知られています。ところが1960年代後半、マレーシア訪問した際、突然消息が分からなり今でもその謎は解けていません。

        http://www.jimthompsonrestaurant.com/jim-thompson-restaurant-and-wine-bar/

  •  King And I(足マッサージーSukhumivit Branch):観光で疲れたら、ぜひこちらの足マッサージに行ってみてください。気持ちがいいので、ついつい居眠りをしてしまうくらい。ジーンズなどで行くと「このパンツを履き替えて」とXXXXLサイズぐらいのパンツを渡され驚きますが、紐をぎゅっと結べば落ちませんのでご安心を。

  http://www.kingandi.co.th/location.html

  • Sofitel ホテル(Sukhumivit)のバー:このホテルのオススメは電車の駅が近く便利なこと。そしてスタッフの方みなさんとても親切。日本人の方も何人か常駐されているのでおすすめのレストランやタイのことなどいろいろ教えてくれます。ちなみにこちらに書いた和食レストランの情報も日本人のスタッフさんからいただきました。また最上階にあるL’appartというバーではワインやビールを片手にバンコクに沈む綺麗な夕日が見ることができます。(ビジネスカジュアル:予約が必要)

         https://www.accorhotels.com/gb/hotel-5213-sofitel-bangkok-  sukhumvit/index.shtml#section-restaurants

 

行きは空っぽだったスーツケースが帰りは食べ物と洋服でパンパンになりました。

 

今夜はフジスーパーで買ってきた黒霧島をロックで飲んでおります。

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背中をポーンと押された言葉

先日、帰国間近の知り合いにボランティアの仕事を引き継いでくれないかという話をいただきました。でもその時は即答できずちょっと考えさせてという返事をしたのです。

 

なぜ即答できなかったのかというと、Philotradeの仕事もしているためそれに影響がでないだろうかという不安、インドのコミュニティーに深く踏み込むようになる不安などなど先のことをいろいろ考えてしまったからです。

 

そんな時、あるラジオ番組で、朝日新聞出版から出された「私の夢まで会いにきてくれた。3.11亡き人とのそれから」という本の紹介をしていました。

(今や世界中ほぼどこでもWi-Fiさえ繋げられれば日本のラジオが聴けます)

 

東北学院大学のゼミ生が、東日本大震災の遺族の方に夢に出てくる亡くなった家族や友人とどのように交流しているのか。そして夢を見ることでどのように気持ちの折り合いをつけているかというインタビューしたものを載せた本です。  

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                                                     https://goo.gl/G3MGeb

 

(以下ラジオからの引用)

津波でご両親を亡くされた女性:

…両親との暮らしがこれから当たり前ようにずっと続くと思っていた。

忙しさに追われ、父母ときちんと向き合っていなかったかもしれないという思いが心の中に小さなしこりとして残っている。

 

今は誰とでもほんの少しの関わりを持たせてもらった時は「ありがとう」と出会えたことに感謝して口にするようにしている。明日は来ないのかもしれないのだから。うちの両親も含めて津波にのまれた人たちって、先のことも考える間もなかったんじゃないのかな。みんな生きたい、生き抜きたいっていう願いしかなかったと思う。

 

生きている私たちは失敗してもやり直すチャンスがあるし、どうしようかなあて考える時間もあるじゃない。亡くなった人たちは5分、10分あったら生き延びられていたかもしれない。その時間が今の自分にあるっていうだけで幸せなんじゃないかな。

 

地震の後、海辺に近い自宅に忘れた財布を取りに行こうとした友人を津波で亡くした男性:

…あの時、あの友人を止めていれてば津波に遭わなかったのかも。

あー、一瞬なんだな。すべては。そんな考えが頭に浮かんだ。何が人の運命を決めるのかは分からない。けれどほんのわずかな時間で人生が変わることがあるんだ…。

 

この番組を聴いていた時に、ふと聞きたくなったのがAlan Watts(アラン・ワッツ)というイギリス人の哲学者/思想者のスピーチでした。

             www.youtube.com

要約:あたなはいつも将来のために生きてきた。

学生時代にはいい高校、いい大学に入学し、いい企業に入社できるように一生懸命勉強し、会社ではいい仕事をして出世しようとあくせく働く毎日…。

そして、40代のある日、以前から目指していた事を手に入れたことに気づく。

そこに辿り着き夢が現在になると、もうあなたはそこにはいないのだ。なぜなら再び将来に向かって歩き始めているから。

あなたは常に今の自分が存在しない将来に生きているのだ。

「今」この瞬間を思いっきり生きることができなければ、あなたはきっと一生、人生を満喫することはできないだろう。(以上)

 

確か2年前でしょうか。同じスピーチを聞きましたが、あまりピンときませんでした。しかし、インドで生活を始め、自分の体や気持ちと向き合うようになったこと、おもしろい人達、インドの長い歴史や深くて複雑な文化との出会い、さらに7年目の3.11が訪れ、生き残られた方や、今だに大変な生活を強いられている方々の声をまた聞く機会が増えたことから、今このスピーチがすんなりと入ってきたのです。

 

先のことはとりあえず置いておき、自分が存在する「今」をもっと楽しもうと思い始めました。そうしたら、無理かもと思うこともやってみようかなと思うようになりました。

 

で、ボランティアの話に戻りますが、結局引き受けることにしました。一体どんな人に出会うのか、どんなことになるのか全く想像できませんが、今は不安よりその時その時を楽しみ、悩む時は悩めばいいかなと思っています。

 

ラジオの中で、東北学院大学のゼミ生が遺族の方にインタビューをお願いしても何度も断られて心が折れそうになったとおっしゃっていました。でも、諦めずにインタビューを続けてくれたおかげで、このラジオ番組を聴いていたインド在住の私は背中をポンと押され、今、小さな(大きすぎるかもしれない)決断をすることできました。

 

 

どの国の医療が一番いい?〜私が住んだ国の医療事情 その2:スウェーデン〜

スウェーデン  

スウェーデンという国は「平等」という共通理念の元に国が成り立っています。ですから税金から払われる医療保険も、全ての人平等に提供されます。医療サービスにおいては最も必要とされる人に優先的に与えられるということが法で定められています。

 

1年以上スウェーデンに滞在する予定の外国人にはパーソナルナンバー(日本のマイナンバーのようなもの。)が与えられます。

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スウェーデンのIDサンプル(Personnummer 700612-1144 (生年月日+下四桁の数字)=パーソナルナバー)

 

このパーソルナンバーには全ての情報が記載されています。例えば、40歳以上の女性だと、2年毎の乳がん検査、3年毎の子宮がん検査の通知が届き、1回100クローナ(約1300円)で検査を受けることができます。

 

そのサービスを最も必要とする人を優先する法律からすれば、中国やインドのように外国人だからといって特別なサービスを受けられるということはスウェーデンではあり得ないのです。

しかしスウェーデン在住の友人のお嬢さん(18才ドイツ人)が胸に初期段階の癌が見つかりましたが、それに対して早急な診察、手術が行われました。今ではすっかり回復しとても元気にしています。このようにこの先長い将来がありながらも重い病気にかかってしまった人は優先的に医療サービスを受ける権利を持つのです。

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税金から賄われる医療費はなるべく抑えたいというのが政府、病院側の狙いです。

日本では熱が出たからお医者さんに診察してもらい薬をもらって早く治すという考え方が一般的ですが、スウェーデン人はよっぽどのことがない限り医者に行きません。風邪は水分をたくさん取って寝て休めば治るからだとか。ですからいくら高い熱が出ても、血液検査などをして抗生物質を必要としない単なる風邪と診断されると薬の処方をしてもらえません。

 

健康な時にこういう話を聞くと、とてもいいシステムだと思います。私の父は毎日多くの薬を飲んでいるため、副作用のめまいで悩まされています。しかし、めまいを薬の処方をやめると、また他の体の部分に支障をきたすという悪循環な生活を送っている姿を見ているからです。しかし、実際風邪でとても苦しんでいる時に「薬をくれ〜」と叫んでも「単なる風邪だからあげられないわ」というお医者さんの冷たい顔は今でも忘れられません。

 

スウェーデンの医者は当日予約はなかなか取れません。飛び込みの場合はかなり待たされます。スウェーデン在住2年目、ものすごい咳に何日も悩まされ、どうしても医者に行きたいとい思った当日、行きつけのところでは2日後まで予約がとれないと言われました。(これは普通に起こることです。)

そこで親切な友人が自分の行きつけの医者に連れていってくれたのですが、お医者さんに診てもらうまで2〜3時間待たされました。当然待合室にも多くの患者さんが待っています。ようやくお医者さんに会うことができ、症状を説明しとても短い診察をしてもらった後のお医者さんの一言「風邪ね。」診察終了。(怒!)

 

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もちろんいい点もあります。夫がスポーツをしていて肋骨を骨折した時医者へ行った時のことです。少々待たされた後、看護婦さんが待合室に症状を聞きにきました。説明後、その看護婦さんが言ったことは…、

「あなたの説明から判断すると、肋骨が折れているわね。6週間痛み止めを毎日飲んで安静にしていれば治るはず。それでも痛みが残っていたらまたきなさい。今日先生に会えるまで待ってもいいけど、きっとレントゲンを撮って、先生に診てもらっても多分同じことを言うと思うわよ。」と。

夫はこの看護婦さんのアドバイス通り痛み止めを6週間飲み続け完治しました。おかげで待ち時間、レントゲン代、診察代、処方箋代を節約することができたのです。

 

スウェーデンの物価から比べると、健康に関する活動やスポーツ施設の利用費がとても安く設定されています。おそらく医療費を節約するためには、国民に健康でいてもらうことが一番大切であるため、政府がかなりの補助金を出しているのだと思います。

 

1980年代前半、スウェーデン政府がこのような医療システムに変更したきっかけは2つ。

  • スウェーデン人の寿命が延びていること。
  • 高齢化の増加で近い将来医療財政がパンクしてしまうことが予想されること。

だからだそうです。

 

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日本でも医療について議論されていますが、自分の国の医療について改善すべきことは、国ごとの事情が全く異なるため、他の国のシステムをただマネするのだけではすぐに支障がでてきます。

 

まず、自分が病気になった時、そして将来死が近づいてきた時、自分の望む治療方法を得られるシステムを、政治家を含め、今から真剣に考える必要があると思います。そして自分の意思が尊重され、最後まで「人」として生き、接されることが安らかに人生を終えられることなのではないかと最近感じています。

 

どこの国の医療も良い点悪い点があります。多くの国の方々と医療について話す機会がよくありますが、結局は母国語で自分の症状が説明でき、医療側が私たちに理解できるように説明をしてくれるのが一番いいねということに落ち着きます。

 

*各国の救急車の番号

 アメリカ:911

 中国:120、112(交通事故)

 インド:102

 スウェーデン:112。スウェーデン語を学ぶと下から口(一つ)鼻(一つ)目(二つ)と覚えなさいと教えてくれます。

どこの国の医療が一番いい? 〜私が住んだ国の医療事情 その1 :インド・アメリカ・中国〜

インドに住んで約4ヶ月、おかげさまで腹痛もなく、風邪を引くこともなく元気に暮らしております。

 

今朝、いざという時のために、紹介された病院を訪問してきました。

 

病院の入り口の前にはりっぱな口ひげを生やし、ターバンを巻き、赤いインド風のスーツを来た男性が「おはようございます。〜病院へようこそ」と笑顔で迎えてくれました。熱にうなされていたら、きっと幻想を見ているのではないかという錯覚に陥いるでしょう。

 

インド

その病院で働く外国人専門のスタッフSさんと面会しました。Sさんの会い説明によると、診察、健康診断などが必要であれば、Sさんに連絡を入れればその専門で一番いい先生にアポイントを取ってくれるとのことです。

 

しかし、一つ気になったことは…

「うちの病院は救急車はないの。(確かにそう言った)緊急の時は自分の車かタクシーで来てください。」

 

そこで、救急車についてインド人のAさんに聞いてみました。

Aさん曰く、インドで救急車を呼ぶ場合は102番に電話するのだということ。しかし今朝行った病院に救急車がないから車で来た方がいいと言われたというと、Aさんは…

「その病院の人、正直だわ。デリーで救急車を待っていたら助かるものも助からないわよ。ここでは緊急車は待っていても絶対来ないから、車やタクシーを使った方いいわよ。」という興味深い返答でした。

 

アメリカ

アメリカではきちんと医療保険に入っていれば、アメリカの病院はとても快適できちんと治療してくれます。

 

当時の夫が勤務していた会社の福利厚生はとてもよく診察代、薬代はすべてまかなってくれるというシステムでした。(*各企業の福利厚生、医療保険によって異なります)

 

大抵アメリカで医者に行く場合は、医療保険会社から指定された病院の中から選択し、電話で加入している医療保険について説明します。そうすると、そこの病院で受け入れてくれるかどうかを教えてくれます。受け入れてくれることになったら、予約をし、予約時間に行けばすぐに診察してもらえます。

 

いい点は予約制なので他の病人の方に会うことがめったにありません。ですから菌を移したり、移されたりしないですむこと。そして病院自体が綺麗なことです。悪い点は医療保険に入っていない、または安い医療保険だと病院側が受け入れてくれなかったり、請求額がすごいことになることです。

 

病院での診断、処置もとてもいいと思います。

当時、小学校で働いており、毎年冬になると風邪をひいた可愛い小悪魔な生徒達が風邪を引き、その風邪を移され、連鎖球菌制咽頭炎にかかっていました。体が壊れそうになるくらい皮膚から関節から喉からズキズキ痛みます。ある日、病院についた時ぐったりした私を見た看護婦さんが車椅子を持ってきてくれました。そして、すぐに点滴の部屋に運ばれました。その後、抗生物質を処方され、一週間で元気になったのを覚えています。

 

多くのアメリカ人はよっぽどのことがないと病院にいきません。その代わり、家には基本的な薬が常備されています。そして薬の成分についてよく知っています。この成分が入っているこの症状だったらこの薬がいいとか、この成分に対してアレルギー反応があるかなど薬に対して深い知識を多くのアメリカ人が持っていことに驚かされました。

 

中国

中国は駐在員として住むと、まず最初に医療保険または勤務先の会社から指定された駐在員用の病院を訪問します。上海に住んでいた時は、さすが国際都市だけあり、世界でもトップクラスの大学の医学部を出た何カ国語も話せるお医者さん、または日本人が多い場所には日本人または日本語が流暢なお医者さんに診察してもらえます。こちらも予約制なので、あまり待たされることも、他のたくさんの患者さんと長い間待たされることもありません。

 

重慶に住んでいた時の経験を話しましょう。病院に行った理由は外食した際に出された魚の料理の大きな骨が喉に刺さり、二、三日経ってもとれなかったためです。  

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          (多分食べたのはこれ。赤唐辛子と魚の料理) 

 

予約後、病院を訪れお医者さんに理由を話し、椅子に座って口を開けました。するとお医者さんが大きな声で何か叫び、その途端、看護婦さんが走ってきて、お医者さん、二人の看護婦さんの3人が私の口の中を興味津々と覗き込むんです。何事かと思ったら、太くて長い骨が喉に刺さっているとのこと。

「こんなの見たことないよ」

「よく2、3日も頑張れたね」

「これ以上深いところに刺さっていたら手術になってたよ。君はラッキーだね」

と褒められ?ました。

 

そのお医者さんがハサミのような形で途中が90度に曲がっているものを取り出し、無事に骨を取り除いてくれました。看護婦さんが「これ持って帰りなさいよ」と魚の骨を小さなジップロックにいれてもたせてくれました。

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               (喉に刺さっていた骨)

 

フレンドリーというか、なんというか…今でも忘れられない出来事です。

 

次回はつい最近まで住んでいた「福祉国家」のスウェーデンの医療事情について書きたいと思います。

30代から続けていること

30代からずっと続けていることがあります。

それは毎朝の運動。

 

中学の部活引退以来、特にこれといった運動をしてこなかった私がなぜ30代から運動を始めた理由は「アメリカに住むことになった」からです。

 

高校生の頃、たった10ヶ月間のアメリカ留学生活で15キロ増加。帰国の際、空港に迎えに来てくれた父の第一声が「なんで、そんなに太ってんだ!」でした…。10ヶ月ぶりに会ったというのに。

(お断り:写真は皆さんに失礼になるため載せません。)

 

残念ながら父の冷たい第一声は事実だったのです。大きなアメリカ人に囲まれて生活していた私は自分が太っているなんて一瞬たりとも思わなかったのですが、日本の高校に戻り、久しぶりに使う和式のトイレでお腹の肉が邪魔をして座るのに一苦労でした…。

 

その後再びアメリカに住むことになり、過去の恐ろしい記憶と、さらに食べること、飲むことが大好きな私は運動しないと再び大変ことになるという恐れから始めたのが運動。

 

最初のうちはラニンニングマシンで10分走るのが精一杯でした…。

 

40半ばになった今でも朝の運動を続けています。

 

しかし、今では運動する際のマインドが変わってきました。以前はただ単にランニングマシンで30分間走って満足していたのですが、今は運動をしている時に、自分の体と心と会話ができるようになってきたのです。

 

いつもより体が重い

体は動くけど精神が動きについていけない、弱ってる

いつもより体が軽いからもうちょっと高くジャンプできるかも

 

そしてその日の声によって、できるだけ自分の体にあった生活をするようにしています。

 

体が重いなという日はその日一日いつもより少しゆっくり歩くようにしたり、軽快な音楽を聞いて気分をあげるようにしています。

精神的に弱ってる時は、無理してもしょうがないのでそれを受け入れるようにしています。

調子のいい時は、最後まで運動しきった時の満喫感を十分に味わい元気に過ごします。

 

平日は毎朝6時に起き眠気まなこで準備運動を始めます。

なぜそんなにしてまで続けられているのかというと、自分にあった運動プログラムとそのインストラクターに出会えたからだと思います。

 

使っているのはInsanity Workout(DVD)とdailyburn.com (運動&ヨガ)です。

 

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この二つのプログラムのインストラクターに共通しているのは次の二つ。

  • 無理をしないこと
  • 疲れたら休憩して大丈夫になったら戻ってくればいいということ

です。

 

昭和の時代の暗い部活経験を味わった私にはぴったりでした。「根性」とか「忍耐」と声かけしながら苦しくても最後までやり続ける!というのではなく、健康でいることは運動を毎日続けること。そのためには無理をして怪我をしないこと。その日の自分の体の調子、体力のレベルを受け入れるという声かけが私の背中を押してくれるのです。

 

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信じられないかもしれませんが、40代半ばになっても自分の体力が少しずつですけど上がってきているのが感じられる時がありますし、ヨガのおかげで柔軟性も増してきました。

 

「時間がないの!」という方、まずは気に入った素敵なウォーキングシューズやトレーニングウェアーを買いに行ってください。そして週末のどちらか30分早く起きて、20分のウォーキングまたはストレッチから始めてみてください。きっと半年後にはそれ以上のことができるようになっているはずです。シューズも残念ながら素敵な物よりも、体とその運動量にあったシューズに買い換えなければならなくなるはずです。

 

無理をせず、疲れたら休憩すればいいんです。そして呼吸が整ったらまた始めればいいんですから。

 

Insanity Workout(DVD) :(英語:中級レベル)

dailyburn.com : (有料・英語)

ヨガ:Briohny Smith、運動:(中級レベル)TBT

 

Philotrade公式ウェブショップ 期間限定でフェアトレードチョコレートをプレゼント!

フィロトレード公式ウェブショップに、新しいブランドや商品が入荷しています!

http://philotrade.shop/store/


期間限定(本日~2018年3月14日)で「ピープルツリーのフェアトレードチョコレート」を、3,000円以上お買い上げのお客様にプレゼント!
バレンタインデーにチョコレートを買い損ねた方、まだまだ足りない!という方にも朗報です。
 
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実はこのチョコレート販売には、理由があります。
熊本でアジア唯一のフェアトレードシテイとして事務局を併設し、フェアトレードを推進してきた「ラブランド」というお店が、2016年の熊本地震からやっと復活できた矢先に、先日火事で全焼してしまいました。
Philotradeは共通の知人の呼びかけによって、ラブランドの活動や代表の明石祥子さんのことを知り、応援プロジェクト(チョコレート買取り大作戦)に参加することにしたのです。

というわけで、味わい深いチョコレートが入荷し、Philotradeのウェブショップがさらに華やかになりました。

プレゼント入手方法:

1.チョコレートを1枚、お選びください。

http://philotrade.shop/store/People-Tree-c27679005

2.カートに3,000円以上の商品とチョコレートを入れて頂きましたら、クーポンコードを入力してください。
クーポンコードは「LOVELAND2018」です。

以上でチョコレートが1枚無料になります!ぜひこの機会にフェアトレードのチョコレートをテイスティングしてみてください☆

そして出来れば、今後も買い物をするときに「誰が作ったものなのかな?」「どういうルートでここまでやってきたのかな」と想像してみてください。

“LET’S TALK” ひとつひとつのストーリー

 

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