ひとったび -人と旅と物語-

世界中の物語とPhilotrade最新情報をお楽しみください!

タージマハルを訪れて感じたこと

タージマハル、皆さんも雑誌やテレビで必ず一度は見たことがあると思います。実際にその場で見ても、タージマハルは繊細で、幻想的で、世界で一番美しい「お墓」だと思います。

f:id:philotrade:20180202132105j:plain

外国人だけでなくたくさんのインド人も訪れるタージマハル

タージマハルについては様々な方々が書かれているので、ここでは簡単に述べます。

 

歴史

タージマハルを建てたムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンは3番目の妻のムムターズ・マハルを心から深く深く愛していました。しかし、ムムターズは14番目(ほとんどの子供が幼いうちに亡くなったという話)の出産が原因で帰らぬ人となりました。皇帝は「私は二度と人を愛することもないし、結婚もしない」と毎日涙ながら言ったそうです。このような思いで建てられたお墓だということを知ると、セクシーでロマンチックなお墓にも見えてきます。

f:id:philotrade:20180202132235j:plain

美しすぎるタージマハル

f:id:philotrade:20180202132404j:plain

 

巨額な建築費用

タージマハルは22年の歳月をかけ、巨額の建設費用をつぎこまれました。

タージマハルは総大理石のお墓です。またこちらのピエトラ・ドューラ(石上埋め込み細工)は単に色が塗られているのではありません。色がついた貴重な石がはめ込まれているのです。

f:id:philotrade:20180202132527j:plain

ピエトラ・ドューラ

この素材を運ぶのに1000頭以上もの象が使われました。世界中から集められた最高の素材を使いこなすためには中国、イタリア、トルコ、エジプトなど世界中から優秀な建築家、大工さん、宝石工などが雇われ、常に20000人以上の人々がタージマハルの建設に携わっていたと言われています。(ガイドさんの説明、ウィキペディアを参考)



ここ2〜3ヶ月デリーの様々な遺跡、廟を訪れて来ました。その素晴らしさに感嘆し、ため息をつき、写真をとりまくり、同じ場所を何回も歩き回りました。イギリス人が初めてインドに足を踏み入れ、タージマハルをはじめ、フマユーン廟(タージマハルに影響を与えたといわれている)、クトュブ・ミーナールなどを目にした時、一体どう思ったのだろうと考えずにはいられません。

f:id:philotrade:20180202132717j:plain

フマユーン廟

f:id:philotrade:20180202132833j:plain

クトュブ・ミーナール

話は変わりますが、2018年2月1日付の朝日新聞でこんな記事を目にしました。

 

「トルコが軍事侵攻しているシリア北西部のクルド人支配地域で、約3千年前に建造された神殿が破壊された。(筆者省略)破壊されたのは、鉄の帝国として知られるヒッタイト帝国時代のアインダラ神殿。北西部アフリン近郊にあり、建造は紀元前1300年ごろにさかのぼる。」

 

ここ最近、デリーにある歴史的建造物やお墓を訪れ感動しているため、さすがにこのニュースはスルーすることができませんでした。多くの人が殺されること以外に、その国のアイコンである遺跡、建造物が破壊されるという行為は戦争という「悪」がはびこっている証拠以外の何ものでもありません。

 

日本のお城を例にあげれば、ウィキペディアによると、江戸時代またはそれ以前に建てられた天守(お城の建物)は以前は2万5000以上あったそうです。現在、我々が見学できる天守は約200カ所。そして江戸時代までに建てられた天守が現存しているのはたったの12カ所だそうです。例えば姫路城、松本城などがそれです。大阪城名古屋城などその他の天守地震や落雷などの自然災害、または戦争が原因で消滅し、その後復元された天守です。

f:id:philotrade:20180202133230j:plain

姫路城(文化遺産オンラインより)

f:id:philotrade:20180202134544j:plain

松本城じゃらんnetより)

神戸新聞(2017年7月4日付)には、第二次世界大戦の際、アメリカ軍が「無差別爆撃が市街地を面として焼き払うことを目的にした以上、姫路城を守る意図があったとは考えられない。姫路城が残ったのは全くの偶然だろう。」と書かれています。また天守にも爆弾が落とされたそうですが、奇跡的にもそれは不発弾だったそうです。

 

これからは

「こちらの建物はXXXX年に誰々によって建てられました。」

「へーすごい」

という前に、まずは「よく今まで残っていてくれたね」という言葉をかけてあげたいと思います。

 

さて、タージマハルに件に戻りますが、その際に注意していただきたいことは以下の2点です。

1.タージマハル、その敷地内の点検などのため毎週金曜日は休み

2.インドの観光地ではインド人と外国人の入場料はどこでも違いますが、タージマハルではその差がかなりあります。でもそれに腹を立てないでください。その代わり、タージマハルの建物の中に入る際の靴カバーがもらえます。そして!インド人の超長い列を横目にさっさとタージマハルの建物に入ってくことができますから。

f:id:philotrade:20180202134546j:plain

インド人の長い列

 

参考資料

ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/現存天守

朝日新聞https://www.asahi.com/articles/ASL1Y56YZL1YUHBI01D.html

神戸新聞https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201707/0010339716.shtml

 



The Wren Design (2) 〜The Wren Designから学ぶ働き方について〜

最近、日本でよく聞かれる働き方改革。どのように改革されるのか、そもそもこれは政府が決めることなのだろうかと首をかしげつつも、注目していきたいテーマだと思っています。

 

今回はThe Wren Deign流の働き方について書いていきます。

 

The Wren Designはとても小さな企業です。しかし、小企業であるからこそスタッフを大切にするために以下のような体制をとっていることはとても参考になるのではないでしょうか。

 

The Wren Designにはスタジオに勤務しているスタッフは3人だけ。その他のスタッフは全員自宅勤務です。(2017年訪問時)なぜ「自宅勤務」という体制を採用したのか。その理由は次の2つです。

 

1)通勤時間と高い交通費の節約

2)小さな子供がいる父親、母親は子供を預ける場所または預ける費用の節約

 

f:id:philotrade:20180130230313j:plain

スタッフがスタジオまで通勤するためにはバスや電車を乗り継いで来なければなりません。日本のように企業が交通費を支給するのは世界でも稀で、負担するのは大抵本人です。父親、母親は家族にとって重要な存在であり、自宅勤務をすることによって無駄な通勤時間を節約ができ、仕事をしながらでも家族と過ごす時間を十分とることができるのです。

 

これを実現するために、The Wren Designでは以下の取り組みを行なっています。

 

1)スタッフが仕事をしやすい環境を整える

2)The Wren Designの目標・優先順位を明確にしスタッフ全員と共有

 

私がThe Wren Designのスタジオを訪ねたとき、自宅勤務をしているヘンリーさんの家に新しい機械が届くという連絡が入りました。必要であれば機械はThe Wren Designが提供しています。ウェンドレンさんは「この機械は今のよりずっと効率がいいからヘンリー達もきっと喜ぶわ!」とまるで自分のことのように喜んでいるのがとても印象的でした。

 

f:id:philotrade:20180130230505j:plain

 

The Wren Designの目標は「The Wren Designの成長」です。これを一人一人のスタッフがしっかり理解することで、自分が何をすべきかということが明確になっていきます。そしてみんなで目標を達成した時にはお互いへの信頼感が生まれ、自分への自信が湧いてくるそうです。ウェンドレンさんは「目標が達成した時のみんなのあの興奮した顔を見ることが私の一番の幸せな瞬間なのよ。」と笑顔で語ってくれました。

 

さらにThe Wren Designの創設者でもあり、デザイナーでもあるウェンドレンさんにとって、スタッフたちのこういう姿を見ることが新しい商品やアイディが湧く原動力だといいます。

 

f:id:philotrade:20180130230913j:plain

 

確かに政府や企業が積極的に働き方改革に取り組むことも重要ですし、日本にも様々な働き方、例えば長時間労働の削減、育児・介護休暇の促進など参考になる企業の取り組みが多くあります。

 

ただ、ウェンドレンさんのお話を聞いていると、それだけではなく、スタッフ全員による企業の目標の共有、それを達成するためにスタッフの一番働きやすい体制を考えること。そして一緒に働く人々の幸せを自分の幸せと感じられれば、自然とその職場にあった働き方の体制が整い、いいライフバランス、そして最高の商品が生まれていくのではないかと思います。

 

The Wren Designの商品ももちろんユニークでおしゃれなのですが、こういうお話を聞いた後、もっと日本の皆さんにもThe Wren Designの商品をご紹介したいと思ったのです。そして以前にも書きましたが、Philotradeが日本で初めてThe Wren Designの商品を紹介することになりました。

f:id:philotrade:20180130231008j:plain

 

追伸:こちらの文章は政治やビジネスには全くの素人からの視点から書いたものであります。

 

The Wren Designの商品は以下のサイトから購入できます。

amazon:https://www.amazon.co.jp/The-Wren-Design/s?ie=UTF8&page=1&rh=i%3Aaps%2Ck%3AThe%20Wren%20Design

Yahoo shopping:https://store.shopping.yahoo.co.jp/philotrade/thewrendes.html

 

ウェンドレンさんのビデオサイトはこちらをご覧ください。

http://philotrade.hatenablog.com/TheWrenDesign_intro_youtube

The Wren Design (1) 〜環境に優しいモノづくり〜

Philotradeのビジネスパートナーは、特に選んでいるわけではないのですけど、すべて女性起業家達。

彼女たちには共通する点が2つあります。

  • 環境に優しい物作りをしていること
  • 一緒に働く仲間たちの幸せを自分の幸せと感じていること

kindleからラップトップ用のペーパースリーブを作るThe Wren Designの創設者ウェンドレンさんもその一人です。

f:id:philotrade:20180125151847j:plain

The Wren Designの創設者、ウェンドレンさん

Wrenでは地元のセメント会社のパッケージとなるリサイクルペーパーを使用しています。

 

「なぜにセメントのパッケージ??」という問いにウェンドレンさんはこう答えてくれました。

 

「ある日運転していたら、私の前にたくさんのセメントの袋を積んだトラックが走っていたの。そのセメントのパッケージのデザインがとても素敵で見惚れてしまったの。」と。

f:id:philotrade:20180125153856j:plain

南アフリカのセメント会社PPCのセメントパッケージ


その時はそれで終わり、しばらく経ちウェンドレンさんはバレエシューズを購入します。そこで、そのバレエシューズの生地の強度性に驚きいろいろ研究したのだそうです。

 

       ……そして数ヶ月後、突然「ピン!」と閃きました……

 

ウェンドレンさんが見惚れたセメントのパッケージのリサイクルペーパーにバレエシューズの生地から学んだ特別な技術を取り入れ、”リサイクルペーパー”を強度がある“生地”に作り変えることを。

 

こうして2008年、The Wren Designの商品が生まれました。

f:id:philotrade:20180125152202p:plain

 

それから10年経った今、Wrenはペーパースリーブ9サイズ(写真は7サイズ)やショルダーバッグなどユニークな製品を提供できるまでに成長し、南アフリカだけなく、ヨーロッパにも輸出しています。そしてPhilotradeは日本で初めてThe Wren Design を紹介しています。(👍)

 

f:id:philotrade:20180125162334j:plain

自転車シティーパターン

f:id:philotrade:20180125151923j:plain

ショルダーバッグ 南アフリカセメントバッグイラストデザイン(13インチ〜17インチ)

商品はほとんどが手作り。生地の切断から品質チェックそして最後の梱包の過程で最低でも5人の手が入っています。ですから新品の商品でも手触りが柔らかく、さらに使えば使うほど味が出てくる商品です。

f:id:philotrade:20180125163350j:plain

kindleサイズ 万華鏡(赤)

環境に優しいのはリサイクルペーパーを使用しているだけでなく、外側を水や汚れから守るため環境に優しいナノ液体ガラスでコーティングしてあります。だから多少雨にぬれても大丈夫。

 

このように環境に配慮した商品を作っていることについてウェンドレンさんは次のように語ってくれました。

 

「日本に行った時、ゴミ箱がとても少ないのに道にはゴミが一つも落ちていなくてとても綺麗で驚いたわ。南アフリカはまだまだそこまでゴミやリサイクルに対しての人々の意識が十分でないのよ。だから可能な限りすでにある物を使い、そしてゴミをなるべく出さないようにするというのがモノづくりをする私たちの大きな責任だと思うの。」と。

 

このThe Wren Designのモノづくり精神は、ドイツのフランクフルトで開かれたAmbienteで高く評価され、2017年エシカルスタイル出展者に選ばれました。これは「環境や社会に優しい商品を出展している企業」であることが認められたという素晴らしい称号なのです。

 

f:id:philotrade:20180125155727p:plain

 

 

このように南アフリカやヨーロッパではリサイクル素材(ゴミとなるかもしれない素材等)を使い商品を作る企業は「環境にやさしい企業」として高く評価されます。さらに多くの消費者もこのような企業の商品を評価し、少し高くてもこのような企業の商品を選択し、長く使うことが美徳とされているのです。

 

ウェンドレンさんとの会話はまだまだ続きます。次回はThe Wren Design流の働き方について述べたいと思います。

 

The Wren Designの商品は以下のサイトから購入できます。

amazonhttps://www.amazon.co.jp/s?ie=UTF8&me=A1V2K9UVOGCP52&page=2

Yahoo shopping:https://store.shopping.yahoo.co.jp/philotrade/thewrendes.html

 

ウェンドレンさんのビデオサイトはこちらかをご覧ください。

http://philotrade.hatenablog.com/TheWrenDesign_intro_youtube

 

 

 

デリーの台所 〜INAマーケット〜

私にとって楽しく生きていく上で一番大切なのが食。ですから引っ越し先や旅行先ではスーパー、市場、そして酒屋さんを必ずチェックします。

 

インドのデリーに住んで約2ヶ月。家で調理をする際に欠かせないのが、デリーの台所と呼ばれているINA(アイ・エヌ・エー)マーケットです。

 

10年前中国の重慶というところに住んでいました。当時、スーパーに行く時には、着古した洋服を着、靴の紐がフロアーにつかないように(または解けないように)きつく結び、気合を入れて行ったものです。きっと今ではもっと綺麗になっていると思いますけど…。

 

一番最初、友人にINAマーケットに連れて行ってもらった時もそんなイメージを持ち気合を入れていきました。そしたらなんとなんと地面もどのお店も思ったより綺麗。匂いもそんなに気にならず、普通に呼吸ができます(夏はまだ経験してませんが)。それよりなにより楽しすぎすぎました!

 

こちらは調味料屋さん。

f:id:philotrade:20180122194847j:plain

インド料理に使う調味料がたくさん!インド人の方曰く、ここに来ればすべて調味料が揃うとのことです。他の店舗では世界の基本的な調味料(醤油、ケチャップ、ウスターソースナンプラー等)はほとんど揃います。

 

日用品もいろいろ売ってます。ここのトイレットペーパーは安けど、硬くて有名だとか…。

f:id:philotrade:20180122195355j:plain

(このカラートイレットペーパーを目印にし、奥に入っていってください。)

 

魚屋はBombay Fishがお薦め。サービスがいいんです。例えば、エビ。エビは殻付きで売っているのですが、殻を全部剥いてくれます。言えば、出汁ように殻も一緒に袋に入れてくれます。中身のエビはプリプリで美味しかったです。

f:id:philotrade:20180122195524j:plain

 

新鮮な野菜、果物はいつもこちらで購入します。

f:id:philotrade:20180122195810j:plain

ここに入るとすぐお店の人がかごを渡してくれて、欲しいものをどんどん入れて行けばオッケー。または、買いたい物をいえばスタッフの方が全部かごに入れてもって来てくれますし、欲しいものが見つからない場合は、聞けば99%どこから持って来てくれます。

 

買い物が終わると、買い物を手伝ってくれたお兄さんが品物と値段を言っていきます。

f:id:philotrade:20180122195909j:plain

 

そしてこちらのおじさんが品物と値段を紙に書いていき、さすがインド人、最後はすべて暗算で合計を出します。品名がヒンディー語で書いてあるので、計算があっているかどうか確認のしようがないので信用するしかありません。たくさん買うとその辺にいる人が車まで荷物を運んでくれます。

f:id:philotrade:20180122195949j:plain

 

この八百屋さんで買い物をしていると、時々隣から鶏の断末魔の叫びが聞こえて来ます。

f:id:philotrade:20180122200218j:plain

それはこの八百屋の向かい側に、鶏肉屋があるからです。さらに奥に進んで行くとまた鶏肉屋、そして豚肉屋、羊肉屋が並んでいます。クリスマスに鶏肉丸ごと買いましたがとてもジューシーで美味しかったですよ。

f:id:philotrade:20180122200500j:plain

どのように処理をしているかはここでは詳しい説明はしません。ぜひ実際ご自分の目でご覧になってください。

 

他にもナッツ類、パスタ、アルコール類、サリーなどなどいろんな物が売っており、見て周るだけでもデリーの人々の日常生活を垣間見ることができる場所です。

f:id:philotrade:20180122200550j:plain

 

注意:少々グロテスクな場面もあるので、見たくない方はこの八百屋さんから奥に入らないこと!

 

INAマーケット:Sri Aurobindo Marg, Aviation Colony, INA Colony, Delhi 110023

 

 

 

 

cowgirlbluesとの出会い

 cowgirlbluesの創設者ブリジットさんとの出会いは、実は、私の夫(アメリカ人)と夫の家族のお陰なのです。ブリジットさんは20数年前、南アフリカからアメリカのミネソタ州の高校に留学していました。その時のホストファミリーが夫の家族だったのです。

 

f:id:philotrade:20180118210717j:plain

アメリカミネソタ州にある夫の実家

2016年、夫と私が南アフリカを旅することになり、それならぜひブリジットさんに会おうということになりました。私は初めてブリジットさんと会うためちょっと緊張。そこでcowgirlbluesのショップに行き、商品を購入して登場しようと考えました。

 

cowgirlbluesのショップはケープタウンの観光地の一つであるWatershedの中にあります。どの商品も色鮮やかで上品で、身につけるとふんわりと柔らかく心も体も温めてくれます。どれも素敵なので迷いましたが、お店の人も協力してくれて白と薄い青グレーのスヌードを購入しました。

 

f:id:philotrade:20180118211038j:plain

Watershedにあるcowgirlbluesのショップにて

もちろん、ブリジットは私が身につけていたスヌードにすぐ気がつき「いい選択ね」と褒めてくれました。その日が初対面でしたが、話していると以前からずっと知っているような気分にさせてくれる方でした。

f:id:philotrade:20180118211137j:plain

(左から)夫、ブリジットさん、cowgirlbluesのスヌードをしているのが私

ブリジットさんはフランスの名門インシアードのMBAを卒業し、大手コンサルティング会社に就職。キャリアウーマンとしてバリバリ働いていました。しかしある日、そんな人生に嫌気がさし、故郷の南アフリカへ戻り昔から好きだった編み物を始め「cowgirlblues」を立ち上げました。

企業の際、地元から無職だった5人の女性を雇用し、彼女達に織物の知識や技術を伝授。心身ともに自立できるように支援してきました。今ではスタッフの一人一人がなくてはならない重要な存在です。

 

f:id:philotrade:20180118211325j:plain

cowgirlbluesのスタジオで作業するスタッフ

南アフリカ公用語は11言語あります。しかし職場での公用語は英語だそうです。それはスタッフの子供達が大学に進学し、就職する際に英語が必要となるため、まずは母親である彼女たちがきちんとした英語を話せるようになってほしいというブリジットさんの思いがあるからです。

 

f:id:philotrade:20180118211329j:plain

cowgirlbluesのスタジオで作業するスタッフ

ブリジットさんがスタッフの一人の女性について次のように話してくれました。

 

「最初はなんかやる気ない感じで、職場の掃除をするだけだった。でも少しずつ技術を教えていくうちに、彼女の表情や態度がどんどん変わっていったの。ある日cowgirlbluesのスタジオを訪れた私の友達に毛糸の紡ぎ方見せてあげてと頼んだら、とても熱心に、とても忍耐強く教えてあげてたわ。彼は典型的な大きい白人のオランダ人。その彼が最後に、『毛糸を紡ぐことがこんなに難しいとは思わなかった!』と彼女に言った時、自分の仕事に誇りを感じたんでしょうね。あの時の堂々とした態度は本当に素敵だった。私にとってこの仕事は、以前の仕事と比べて何万分の1の数の社員しかいないけど、人が仕事を通して変わっていくのを見られることは、本当に幸せなこと。」

 

cowgirlbluesの商品はこんな素敵な女性達によって作られています。

 

ブリジットさんの夢はこのビジネスを少しでも拡大していくこと。そして一人でも多くの地元の女性を雇用し、彼女たちに自立支援をしていくことだそうです。

 

Philotrade の夢はcowgirlbluesの商品で日本の皆さんの一人一人の心と体をぬくぬくと暖かくさせることです。

  

f:id:philotrade:20180118212020j:plain

cowgirlbluesの色あざやかなスヌード


cowgirlbluesの商品は以下のサイトから購入できます。

Philotradeショッピングサイト:

http://philotrade.shop/product-category/cowgirlblues/

Yahooショッピングサイ :    https://store.shopping.yahoo.co.jp/philotrade/cowgirlblu.html

 

ケープタウンその周辺のお薦めレストラン/カフェ

南アフリカは美味しいワインだけではありません。お薦めレストランがたくさんあります。

  • Foliage (Franschoolek)

一枚のお皿の上に新鮮な食材を一つ一つ載せていくことで素晴らしいアートを奏でていくFoliage。運ばれて来た料理に歓声をあげてしまうほど美しい。

f:id:philotrade:20180115130255j:plain

もちろん味も見た目に負けていません。普段あまりビーフを食べないほうなのですが、今日のお薦めと言われたのがビーフ。もう一度行ってもまた同じビーフを食べたいと思うほどおいしかったです。

f:id:philotrade:20171226123751j:plain

どの料理も食べ終えてしまうのが惜しいほど。ワインも料理に合わせて出してくれたので文句なし。

その季節に育つ最も美味な食材をその日に仕入れ、最も美しくて美味しい一品を調理しているとのことです。もしFranschoolekに行くことが決まったらすぐに予約を入れてください。

Foliage Restaurant : 11 Hugenote Street, Franschhoek 7690, South Africa

                                  Tel: +27 21 876 2328  http://foliage.co.za

 

  • Café BONBON (Franschoolek)

メニューの数は少ないですが、朝食メニューにあるエッグズベネディクトが私の大好物です。一緒にいただいたカフェラテもちょうどいい濃さで思わずおかわりをしてしまいました。眺めの良い大きな庭を眺めながら外での食事を楽しんでください。カフェの中にはとても美味しそうなデザートが並んでいて見ているだけで目の保養になります。朝食後、ゆっくりお庭を散歩し、11時頃から始まるワイナリーでのワインテイスティングも楽しんでください。

f:id:philotrade:20180115130532j:plain

f:id:philotrade:20180115130837j:plain

Café BONBON: Le Petite Dauphine Guest Farm, Franschhoek 7690, South Africa

                          Tel: +27 21 876 2679  http://www.lapetite.co.za/cafe-bonbon/

 

  • Consecha (Paarl)

ワイナリーの併設レストランでおいしいメキシカンはいかがですか。平日にしかないセットメニューはNoble Hillワイナリーのグラスワインが1杯ついて850円ととてもお得。その他、その場で作ってくれるグアカモレは超おすすめ。あまりにも美味しかったのでレシピを書きとめてしいました。天気のいい日には外でゆったりと食事を楽しめます。こちらも予約をしたほうが安全です。

f:id:philotrade:20180115131005j:plain

f:id:philotrade:20180115131008j:plain

Consecha: Noble Hill Wine Estate, Paarl 7646, South Africa

                  Tel +27 21 874 3844  http://www.cosecharestaurant.com 

 

  • Bientang’s Cave (Hermanus)

これ以上海に近いレストランはないというほど絶景なBientang’s Cave。お好きなワインを飲みながらぜひこの景色を楽しんでください。軽く一本を開けてしまうでしょう。このレストランでは席が一番需要です。予約の際には海に一番近い席をリクエストしてください。テーブルにつくまでに急な階段を降りていくこと。またランチのみですのでご注意を。季節によっては目の前でクジラが飛び跳ねる姿を見られるそうです。

f:id:philotrade:20180115131142j:plain

 

f:id:philotrade:20180115131149j:plain

Bientag’s Cave: Marine Derive, Hermanus

           Tel +27 28 312 3454 http://www.bientangscave.com

 

  • Gallery Café (Prince Albert)

Prince Albertに行ったというと南アフリカ人も驚くほど辺鄙な場所にありますが、静かでかわいらしくとても小さな街です。その街にあるGallery Caféではワインの種類がとても豊富。料理はラム、ジビエがメイン。

f:id:philotrade:20180115131750j:plain

f:id:philotrade:20180115131751j:plain

こちらで頂いたワインが気に入り、ワイナリーがこの街の近くだと聞き早速いってみました。このワイナリーもぜひ立ち寄ってみてください。レストラン自体が忙しくならない早めの時間の予約がオススメです。

Gallery Café: 57 Church St. Prince Albert

                      Tel +27 23 541 1197 http://www.princealbertgallery.co.za

Reiersvlei : http://www.reiersvleiwines.co.za (winery)

 

南アフリカの有名なガーデンルート。白い砂浜、サーフィンスポット、ラグーン、ハイキングからトレッキングなどなど大自然が満喫できるエリアです。そのガーデンルート沿いにある小さな小さな街Sedgefieldで毎週土曜日に開かれるWild Oats Communityファーマーズマーケットはお子様連れでももちろんですが、大人も100%楽しめます。土曜日ですが少し早めに起きて行くのがお薦め。まずはちょっと濃いめのコーヒーで目を覚ましキッシュ、クレープ、ポークパイを。

f:id:philotrade:20180115130829j:plain

 

そして、ちょっと落ち着いたら白ワインと地元で採れた生カキなんていかがですか。

 

f:id:philotrade:20180115132046j:plain

もしAirbnbに宿泊しているのなら、新鮮なフルーツや野菜、カップケーキなどを持ち帰り、日曜日の遅い朝食として楽しめます。もう一度言いますが、朝は早めに行かないと駐車場がなくなってしまうのと、残り物にしかありつけませんのでご注意を。

 HP: http://www.wildoatsmarket.co.za

 

  • Mzoli’s(Gugulethu)

Gugulethuタウンシップに来たら、絶対訪れたいただきたいのがMzoli’s という肉屋兼バーベキュー屋さん。常に地元の人、アドベンチャラスな観光客でごった返しています。まず肉屋で肉を選びます。選んだ肉はお店の裏に何個もある大きなグリルでバーベキュー(Braai)してくれます。

f:id:philotrade:20180115132715j:plain

f:id:philotrade:20180115132724j:plain

たまらなくいい匂いを楽しんでいる間にジューシーなバーベキューが出来上がります。それをバー兼レストラン?に持って行き実食!もう「うまい!!」の一言。特に週末にはDJがhip-hop, R&Bの音楽を流し、食べ終わったお客さんたちがプロも顔負けというくらいのハイレベルのダンスで踊り出します。私がいた時は70歳くらいのおばあちゃんがノリノリで踊っていました。

Mzoli’s: 150 NY111, Gugulethu, Cape Town, 7751, South Africa

             Tel +27 21 638 1355

 

他にもお知らせしたいレストラン、カフェなどたくさんあるのですが、実際に食べて、もう一度行きたいなという場所を厳選してご紹介しました。皆さんのお勧めもありましたら、ぜひお知らせください。

 

南アフリカのタウンシップでユニークな体験            〜LiziweゲストハウスSTAY その2〜

次の日、Liziwesゲストハウスのスタッフであるアンドリューさんがタウンシップツアーに連れて行ってくれました。白人たちが住んでいるプール付きの大きな家々を見た後だったので、その格差に愕然としました。凸版屋根の小さな四角い家が見渡す限り建てられています。トイレは外の公衆トイレを使い家々の裏にはゴミが散乱しています。

 

f:id:philotrade:20180110200125j:plain

f:id:philotrade:20180110200617j:plain

 

しかしタウンシップの中を歩いていて感じるのはそこに住む人々のものすごいパワーです。床屋、タバコ屋、花屋さん…ときっと起業家がたくさん。

♪僕らはみんな生きてる〜♫ という空気がビシビシ伝わってくる場所です。また、すれ違う人、家の中からみんなが私たちに笑顔で挨拶してくれます。子供達も笑顔で手を振ってくれたりハグしてくれたり、一緒に写真を撮ろうというとポーズをとってくれます。アンドリューさんと一緒だというのもあり、思ったよりも全く安全で安心しました。

 

f:id:philotrade:20180110200236j:plain

 

Gugulethuタウンシップを歩いているといくつか記念碑を目にします。中でもアンドリューさんからAmy Biehls(1967年4月26日– 1993年8月25日)についてのお話を聞いた時は鳥肌がたちました…。

 

f:id:philotrade:20180110200649j:plain

 

Amyさんは白人のアメリカ人で南アフリカアパルトヘイト政策に反対するアクティビストでした。フルブライトプログラムでケープタウンにあるウェスタンケープ大学で学んでいたのです。

 

1993年8月25日、Amyさんは友人とGugulethuタウンシップに帰る途中、暴走した黒人の集団に車から引き摺り出され、ナイフで刺され殺害されてしまったのです。実は翌日アメリカへ帰国する予定でした…。

 

この事件で、4人の若者が殺人の有罪判決を受けます。

 

ここからすごいことが起こるのです。

 

まず1994年、Amyさんのご両親はAmyさんに起こったような不幸な暴力をなくすためにAmyさんが殺害された場所Gugulethuに住む若者たちと一緒にAmy Biehl財団を設立します。この財団の活動は、若者たちに生きる目的を与え、才能を発掘すること。そして麻薬や犯罪に巻き込まれないように、恵まれない若者たちに教育や文化活動に参加できる機会を与えることです。

 

そして1998年、政治的な理由からこの4人が釈放されます。

 

この釈放については彼らの4人の将来を期待してAmyさんのご両親も支援したということです。そしてなんと、ご両親はAmyを殺害したうちの2人(Nofemelaさん、Peniさん)に会いに行ったのです。

「2人が本当の気持ちを素直に話してくれて許すことができたの。彼らは子供時代に子供として過ごす機会が与えられなかった子供たちだったの。」とMrs.Biehlは二人について語ったそうです。

 

その後、PeniさんはAmyさんのご両親が設立したBiehl財団で働き始め、今ではプログラムディレクター/スーパーバイザーになっています。Nofemelaさんはサッカー選手として活躍。そして地域でサッカーをはじめ、その他様々なスポーツの指導に励んでいます。PeniさんんもNofemelaさんもAmi Biehl財団の中心メンバーです。「”forgiveness” (許すこと)」がどのように一人の人間の人生を変えることができるかというローモデルになっているそうです。

 

自分の子供を殺害された若者達を許すAmyさんのご両親。許すだけでなく「この二人には様々なことを学んだ。」と言えてしまうAmyさんのお母さん。財団で活躍するとともにAmyさんの精神を一人でも多くの若者に伝えるPeniさんとNofemelaさん。

 

南アフリカマンデラさんをはじめ、このようなForgivenessで溢れる場所なのです。

 

Amy Foudation情報:https://amyfoundation.co.za