ひとったび -人と旅と物語-

世界中の物語とPhilotrade最新情報をお楽しみください!

ケープタウンその周辺のお薦めレストラン/カフェ

南アフリカは美味しいワインだけではありません。お薦めレストランがたくさんあります。

  • Foliage (Franschoolek)

一枚のお皿の上に新鮮な食材を一つ一つ載せていくことで素晴らしいアートを奏でていくFoliage。運ばれて来た料理に歓声をあげてしまうほど美しい。

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もちろん味も見た目に負けていません。普段あまりビーフを食べないほうなのですが、今日のお薦めと言われたのがビーフ。もう一度行ってもまた同じビーフを食べたいと思うほどおいしかったです。

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どの料理も食べ終えてしまうのが惜しいほど。ワインも料理に合わせて出してくれたので文句なし。

その季節に育つ最も美味な食材をその日に仕入れ、最も美しくて美味しい一品を調理しているとのことです。もしFranschoolekに行くことが決まったらすぐに予約を入れてください。

Foliage Restaurant : 11 Hugenote Street, Franschhoek 7690, South Africa

                                  Tel: +27 21 876 2328  http://foliage.co.za

 

  • Café BONBON (Franschoolek)

メニューの数は少ないですが、朝食メニューにあるエッグズベネディクトが私の大好物です。一緒にいただいたカフェラテもちょうどいい濃さで思わずおかわりをしてしまいました。眺めの良い大きな庭を眺めながら外での食事を楽しんでください。カフェの中にはとても美味しそうなデザートが並んでいて見ているだけで目の保養になります。朝食後、ゆっくりお庭を散歩し、11時頃から始まるワイナリーでのワインテイスティングも楽しんでください。

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Café BONBON: Le Petite Dauphine Guest Farm, Franschhoek 7690, South Africa

                          Tel: +27 21 876 2679  http://www.lapetite.co.za/cafe-bonbon/

 

  • Consecha (Paarl)

ワイナリーの併設レストランでおいしいメキシカンはいかがですか。平日にしかないセットメニューはNoble Hillワイナリーのグラスワインが1杯ついて850円ととてもお得。その他、その場で作ってくれるグアカモレは超おすすめ。あまりにも美味しかったのでレシピを書きとめてしいました。天気のいい日には外でゆったりと食事を楽しめます。こちらも予約をしたほうが安全です。

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Consecha: Noble Hill Wine Estate, Paarl 7646, South Africa

                  Tel +27 21 874 3844  http://www.cosecharestaurant.com 

 

  • Bientang’s Cave (Hermanus)

これ以上海に近いレストランはないというほど絶景なBientang’s Cave。お好きなワインを飲みながらぜひこの景色を楽しんでください。軽く一本を開けてしまうでしょう。このレストランでは席が一番需要です。予約の際には海に一番近い席をリクエストしてください。テーブルにつくまでに急な階段を降りていくこと。またランチのみですのでご注意を。季節によっては目の前でクジラが飛び跳ねる姿を見られるそうです。

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Bientag’s Cave: Marine Derive, Hermanus

           Tel +27 28 312 3454 http://www.bientangscave.com

 

  • Gallery Café (Prince Albert)

Prince Albertに行ったというと南アフリカ人も驚くほど辺鄙な場所にありますが、静かでかわいらしくとても小さな街です。その街にあるGallery Caféではワインの種類がとても豊富。料理はラム、ジビエがメイン。

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こちらで頂いたワインが気に入り、ワイナリーがこの街の近くだと聞き早速いってみました。このワイナリーもぜひ立ち寄ってみてください。レストラン自体が忙しくならない早めの時間の予約がオススメです。

Gallery Café: 57 Church St. Prince Albert

                      Tel +27 23 541 1197 http://www.princealbertgallery.co.za

Reiersvlei : http://www.reiersvleiwines.co.za (winery)

 

南アフリカの有名なガーデンルート。白い砂浜、サーフィンスポット、ラグーン、ハイキングからトレッキングなどなど大自然が満喫できるエリアです。そのガーデンルート沿いにある小さな小さな街Sedgefieldで毎週土曜日に開かれるWild Oats Communityファーマーズマーケットはお子様連れでももちろんですが、大人も100%楽しめます。土曜日ですが少し早めに起きて行くのがお薦め。まずはちょっと濃いめのコーヒーで目を覚ましキッシュ、クレープ、ポークパイを。

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そして、ちょっと落ち着いたら白ワインと地元で採れた生カキなんていかがですか。

 

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もしAirbnbに宿泊しているのなら、新鮮なフルーツや野菜、カップケーキなどを持ち帰り、日曜日の遅い朝食として楽しめます。もう一度言いますが、朝は早めに行かないと駐車場がなくなってしまうのと、残り物にしかありつけませんのでご注意を。

 HP: http://www.wildoatsmarket.co.za

 

  • Mzoli’s(Gugulethu)

Gugulethuタウンシップに来たら、絶対訪れたいただきたいのがMzoli’s という肉屋兼バーベキュー屋さん。常に地元の人、アドベンチャラスな観光客でごった返しています。まず肉屋で肉を選びます。選んだ肉はお店の裏に何個もある大きなグリルでバーベキュー(Braai)してくれます。

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たまらなくいい匂いを楽しんでいる間にジューシーなバーベキューが出来上がります。それをバー兼レストラン?に持って行き実食!もう「うまい!!」の一言。特に週末にはDJがhip-hop, R&Bの音楽を流し、食べ終わったお客さんたちがプロも顔負けというくらいのハイレベルのダンスで踊り出します。私がいた時は70歳くらいのおばあちゃんがノリノリで踊っていました。

Mzoli’s: 150 NY111, Gugulethu, Cape Town, 7751, South Africa

             Tel +27 21 638 1355

 

他にもお知らせしたいレストラン、カフェなどたくさんあるのですが、実際に食べて、もう一度行きたいなという場所を厳選してご紹介しました。皆さんのお勧めもありましたら、ぜひお知らせください。

 

南アフリカのタウンシップでユニークな体験            〜LiziweゲストハウスSTAY その2〜

次の日、Liziwesゲストハウスのスタッフであるアンドリューさんがタウンシップツアーに連れて行ってくれました。白人たちが住んでいるプール付きの大きな家々を見た後だったので、その格差に愕然としました。凸版屋根の小さな四角い家が見渡す限り建てられています。トイレは外の公衆トイレを使い家々の裏にはゴミが散乱しています。

 

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しかしタウンシップの中を歩いていて感じるのはそこに住む人々のものすごいパワーです。床屋、タバコ屋、花屋さん…ときっと起業家がたくさん。

♪僕らはみんな生きてる〜♫ という空気がビシビシ伝わってくる場所です。また、すれ違う人、家の中からみんなが私たちに笑顔で挨拶してくれます。子供達も笑顔で手を振ってくれたりハグしてくれたり、一緒に写真を撮ろうというとポーズをとってくれます。アンドリューさんと一緒だというのもあり、思ったよりも全く安全で安心しました。

 

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Gugulethuタウンシップを歩いているといくつか記念碑を目にします。中でもアンドリューさんからAmy Biehls(1967年4月26日– 1993年8月25日)についてのお話を聞いた時は鳥肌がたちました…。

 

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Amyさんは白人のアメリカ人で南アフリカアパルトヘイト政策に反対するアクティビストでした。フルブライトプログラムでケープタウンにあるウェスタンケープ大学で学んでいたのです。

 

1993年8月25日、Amyさんは友人とGugulethuタウンシップに帰る途中、暴走した黒人の集団に車から引き摺り出され、ナイフで刺され殺害されてしまったのです。実は翌日アメリカへ帰国する予定でした…。

 

この事件で、4人の若者が殺人の有罪判決を受けます。

 

ここからすごいことが起こるのです。

 

まず1994年、Amyさんのご両親はAmyさんに起こったような不幸な暴力をなくすためにAmyさんが殺害された場所Gugulethuに住む若者たちと一緒にAmy Biehl財団を設立します。この財団の活動は、若者たちに生きる目的を与え、才能を発掘すること。そして麻薬や犯罪に巻き込まれないように、恵まれない若者たちに教育や文化活動に参加できる機会を与えることです。

 

そして1998年、政治的な理由からこの4人が釈放されます。

 

この釈放については彼らの4人の将来を期待してAmyさんのご両親も支援したということです。そしてなんと、ご両親はAmyを殺害したうちの2人(Nofemelaさん、Peniさん)に会いに行ったのです。

「2人が本当の気持ちを素直に話してくれて許すことができたの。彼らは子供時代に子供として過ごす機会が与えられなかった子供たちだったの。」とMrs.Biehlは二人について語ったそうです。

 

その後、PeniさんはAmyさんのご両親が設立したBiehl財団で働き始め、今ではプログラムディレクター/スーパーバイザーになっています。Nofemelaさんはサッカー選手として活躍。そして地域でサッカーをはじめ、その他様々なスポーツの指導に励んでいます。PeniさんんもNofemelaさんもAmi Biehl財団の中心メンバーです。「”forgiveness” (許すこと)」がどのように一人の人間の人生を変えることができるかというローモデルになっているそうです。

 

自分の子供を殺害された若者達を許すAmyさんのご両親。許すだけでなく「この二人には様々なことを学んだ。」と言えてしまうAmyさんのお母さん。財団で活躍するとともにAmyさんの精神を一人でも多くの若者に伝えるPeniさんとNofemelaさん。

 

南アフリカマンデラさんをはじめ、このようなForgivenessで溢れる場所なのです。

 

Amy Foudation情報:https://amyfoundation.co.za

 

南アフリカのタウンシップでユニークな体験  〜Liziwes ゲストハウスステイ その1〜

南アフリカには“タウンシップ”と呼ばれる地域がいくつもあります。タウンシップとは主に19世紀の終わりからアパルトヘイト政策の終わりまで非白人達が強制的に住まわせられた地域です。

 

ケープタウンから車で20分程行った所にGugulethuというタウンシップがあり、去年のちょうど今頃Gugulethuの中にあるLiziwesゲストハウスに宿泊しました。HPを拝見するとアフリカンなお部屋の写真が載っていたのですが、実際行ってみるとなんと、建物の半分がない。リジウェイさんの旦那さんドナルドさん曰く、現在建て替え中で、予定が大幅に遅れているとのこと。「でも君たちの部屋はあるから安心して。」…と言われました。

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ゲストハウスはレンガを使って建てられています。実はドナルドさんがこちらのゲストハウスを建設する際、必要とされなくなったレンガをかき集め、一つ一つヤスリで磨き、丁寧に積み重ねて作り上げたそうです。今回も再び同じレンガを磨き、ゲストハウスを拡張するんだそうです。(もう素敵なゲストハウスが出来上がっていると思います。)とにかくリジウェイさんをはじめスタッフ全員が暖かく迎えてくれました。夜にはドナルドさんと他のゲストの方とリビングでのおしゃべり。そんな中ドナルドさんがアパルトヘイト時代頃の話をしてくれました。

 

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リジウェイさん(写真はhttp://blog.sa-venues.com/provinces/western-cape/liziwes-guest-house/から抜粋)

 

ドナルドさんはお母さん兄弟、祖父母と住んでいました。お父さんは強制労働に駆り出され、仕事のある街から街へと移動しなければなりませんでした。ドナルドさんの家族を初め当時の多くの非白人家族はお父さん、夫が一体どこにいるのか全く検討がつかなかったそうです。

それに男性だけの集団が長期間、街から街へと移動していれば、何が起こるか皆さんも容易に想像できるでしょう。そこに住む女性と関係を持ち、女性は妊娠。しかし、男性はその街での仕事が終われば次の街へと移動させられ、夫やお父さんがいない女性、子供がどんどん増えていったのです。

 

10代だったドナルドさんは家族を養うため一生懸命仕事をしたそうです。しかし、ドナルドさんがせっかく稼いだお金でお母さんはお酒を買い、ついにはアルコール中毒に(涙)。

 

ドナルドさんが20代の頃、ある夜知らない男性がドナルドさんの家を訪ねて来ました。その男性はドナルドさんのお母さん、兄弟のことをよく知っている人。怖くなったドナルドさんはおじいさんを起こしに行きました。

ところがその男性はドナルドさんが小さい頃強制労働に駆り出されたお父さんだったのです。ドナルドさんはいまさら家を訪ねて来た“自分のお父さん”にものすごく腹をたて、それ以来お父さんと会うことはありませんでした。

 

しかし、ドナルドさんは心の中は常にモヤモヤした感情があったそうです。

 

ある日、お父さんが亡くなったという知らせを受けました。

 

その途端、ドナルドさんは死んだ人を憎むのはやめよう。お父さんを「許そう」と決めたのです。するとずっと心の中にもちつづけていたモヤモヤがすっと消えて行ったそうです。

 

この話に感動したオランダからのゲストの方がドナルドさんの経験を本にまとめオランダで出版したそうです。出版記念のパーティーに出席するために、ドナルドさんは初めて飛行機に乗ってオランダに行きました。オランダのカフェで出版社の方と打ち合わせをしていると、たくさんの人からサインや写真を撮ってと言われたそうです。そんなに自分の本がオランダで売れているのかと思ったら、単にモーガン・フリーマンと勘違いされたとか…

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オランダ人にモーガン・フリーマンに間違えられたドナルドさん(写真はhttps://www.iol.co.za/news/crime-courts/murder-is-killing-business-in-gugs-998972 から抜粋)

 

感動する話と笑える話でその夜は話がつきず…。

 

“「許す」ことはとても難しいことだけど、それができれば人生とても楽になれるよ”

という言葉がとても心しみました。

 

Gugulethuには皆さんに話したい話がまだまだたくさんあります!その続きはまた次回に…。

 

Liziwes Guest House 予約サイト:

https://www.sa-venues.com/visit/liziwesguesthouse/

あなたのための南アフリカ観光オススメスポット100選 by Jen Reviews  

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アフリカが舞台のお薦め映画&本

アフリカに行く前に見るお薦め映画・本をいくつかご紹介します。アフリカに行く予定がない方もこの年末年始にお楽しみください。

 

ネルソン・マンデラ南アフリカの大統領就任後、人種差別が残っていることを痛感。そこで同国で初開催(1995年)、初出場となるラグビーW杯で優勝することで、南アフリカを一つの国にまとめることを目指します。当時弱小であり、白人スポーツの代表であるスプリングボックスチームキャプテンと協力しながらワールドカップで優勝するまでの話を描いた映画です。

モーガン・フリーマンネルソン・マンデラ役がなんとも適役!白人VS非白人の状態であった南アフリカをどのようなリーダーシップで再建していったか、マンデラさんの一言一言がとても心に響く映画です。

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20年前まではラグビーは白人のスポーツであり弱小チームでした。しかし南アフリカは2015年のラグビーW杯の世界ランキングは第3位。この時日本が南アフリカに34-32で勝利したのは皆さんのご記憶にも新しいと思います。

2年前、南アフリカを訪れた際、黒人のUBERの運転手さんが「あれが1995年ラグビーのW杯を行ったスタジアムだよ」と教えてくれました。「そういえば、南アフリカはどっかの国に負けたよね」と私がいうと、「そうだよ、君の国日本に負けるなんて本当に信じられなかったよ。」と、とても悔しがっていたのを覚えています。今ではラグビーは白人だけのスポーツではなくなったようです。多くのファンを持つことがその国のスポーツのレベルを高めると共に、スポーツが国を一つにまとめる力を持つというマンデラさんの考えは的中していたようです。

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アメリカのミシガン州デトロイトに住むロドリゲス。1970年代にデビューしますが全くヒットせず、無名のまま消えていきました。しかし地球の反対側に位置する南アフリカでは反アパルトヘイトの象徴的な音楽として大ヒット。これを歌う歌手は一体誰なのか。ロドリゲスを探す過程を追ったドキュメンタリー映画です。最後はこんな奇跡がありえるのか!と驚くラストが待っています。音楽もブルースな感じでかっこいい!それに歌詞もよく聞いてみてください。面白いですよ。ドキュメンタリーを好まない人にもこれはぜひお薦めです。

 

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なんと私たちの南アフリカのビジネスパートナーのcowgirlbluesのブリジットさんはロドリゲスさんのコンサートに行かれたそうです。アメリカで無名というのを聞いた時はとても驚いたとか。

南アフリカが大好きな私、そしてデトロイトダウンタウンに数年住んだことがある私にとっては特別な映画です。ちなみに最初のシーン(デトロイトの景色)で建物が出てきます。確か左から2件目か3件目が以前住んでいたアパートです!

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  • マンデラ 自由への長い道 』(2013年イギリス・南アフリカの伝記映画 監督 ジャスティン・チャドウィック)                                                                        

ネルソン・マンデラの著書自伝を原作とした映画。個人的な意見としては映画より本の方がお薦めです。

話はマンデラさんの子供時代からはじまり、興味深い民族の日常生活、儀式などについて詳しく書かれています。成人したマンデラさんは、非白人で初めて法律事務所を開いたりしますが、同時に夫婦喧嘩や浮気をしたりなど完璧な人間でないところに少々親しみを感じます。

その後27年間の牢獄生活を送る中で、決して腐らず、与えられた状況の中で人間として尊厳を持って生きていこうとする態度と理想(「肌の色、宗教など関係なく全ての人が平等に暮らせる社会」)を持ち続けられたということに、マンデラさんの偉人さを感じさせられます。そして牢獄生活後、「過去は過去」「本当の敵は相手を恐れること、憎む心だ」といい、南アフリカにとって必要なことは「Forgiveness (許すこと)」の心を持ち一つの国をつくることだと言い続けたことにもう脱帽です。

そして映画、本のマンデラさんの最後の言葉がとても印象的です。

“憎しみを持って生まれてくる人はいない。憎むという心情は生きていく上で学んでいくことなのです。もし憎むことを学べるのであれば、愛することも学べるはずです。我々にとって愛することは憎むことよりも自然なことなのだから。”

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現在ではロベン島にあるマンデラさんが18年間暮らした独房を見学することができます。ガイドさんはこちらの牢獄に入れられていた方で、その頃の話を生で聞けるという貴重な体験ができます。

                   

  • 『ゴースト&ダークネス』(1997年アメリカ 監督スティーブン・ホプキンス)

19世紀末、現在のケニアのツオボ川付近で約140人(説によって違います)を食い殺したという二頭のライオンのお話です。若い頃のマイケル・ダグラスヴァル・キルマーが出演しています。こちらは実話を元に作られた映画で、この二頭の剥製は、現在シカゴのフィールド自然史博物館に展示されているそうです。

 

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南アフリカのサファリではライオンに出会える確率は大。昼間だと大抵睡眠中か寝そべっているライオンの姿をかなり近くで見ることができます。もし、とってもラッキーであれば、食事を終えた直後の口の周りが血で染まったライオンを見られるかもしれませんよ。

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こちらも実話を基にした映画です。ウガンダのスラム街に住む女の子フィオナがチェスと出会うことで、人生が変わっていくというお話です。フィオナはお父さんを早く亡くし、お母さんと兄弟とその日その日をやっと生きていけるという貧困生活を送っていました。ある日、10歳のフィオナはチェスと出会います。そして、みるみるうちにその才能を発揮していきます。チェスによっていきなり有名になってしまったフィオナが現実の極貧生活とどう向き合っていくか、またお母さんの娘への心情がとてもよく描かれています。

 

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南アフリカをお勧めする6つの理由

初めて南アフリカを訪れたのは一昨年の今頃。そしてあまりにも楽しかったので、去年も再び南アフリカへ行ってしまいしました。日本からだと距離的にとても遠いですが、南アフリカにはぜひ一度は行っていただきたい。その理由とは…。

 

1. おいしいワインと食事

美味しい食事がある場所には美味しいお酒があります。南アフリカは多くの民族や人種が住む国であるため、様々な食事が楽しめたり、珍しい動物の肉が食べられたりします。

 

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もちろんワインも格別。ケープタウンから車で1〜2時間程行くとワイナリーやグルメな街でも知られるステレンボッシュ、フランシュフック、パールがあります。絶景のワイーナリーでおいしいワインを試飲しながら自家製のチーズ・ミートプレートをつつくのがお薦めです。

 

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2. 大自然を満喫できる

南アフリカに生まれ育ったらこの国を出る必要があるのかと思うほど大自然がたくさん! ケープタウンの街と大西洋が一望できるテーブルマウンテン喜望峰、手に汗を握るスリリングな峠道ドライブ(Swartberg Pass)、初級者から上級者まで楽しめるハイキングコース (ガーデンルート沿い)。そして海好きの私にはたまらない、ため息が出るくらい美しいビーチ、Camps Bay、 Boulder Beach、Clifton… さらにビーチに続くドライブ(Chapmans Peakなど)も大自然の宝庫です。

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3. アパルトヘイトのその後に感銘

約20年前まで続いた白人と非白人をはっきりと区別する人種隔離政策アパルトヘイト南アフリカにはその事実を後世に伝えるための博物館や記念碑など多くの物が残されています。ヨハネスブルクにあるアパルトヘイト博物館は信じられないほど残酷な法律や非白人に対する暴力など見ているのも辛いほどでしたが必見です。もし自分がこういう状況で生きなければならないとしたら、どんな行動をとるだろうかと考えさせられる場所でもあるからです。そしてそんな時期を生き抜いたマンデラさん。27年間も牢獄生活を送らされていたのに「今までのことは許そうよ」と言えてしまうことにすごさ。現在でもそう簡単に人種差別はなくなりません。しかし明らかに時代は変化しています。白人と非白人の仲の良いカップルや、人種に関してジョークを言って笑いあっている白人と黒人の会話を見聞きした時は、アパルトヘイト終了からたった20年しか経っていないのに、この人達すごすぎると感銘しました。

 

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4. 野生動物の宝庫

一生に一度のサファリであるのなら思い切ってクルーガーナショナルパーク。ここではビック5(ライオン、サイ、バッファロー、ヒョウ、ゾウ)に会える確率は大。そして「最高!」の一言につきます。小さな空港からロッジへ向かう際にもキリン、ダチョウ、ウォーターバック、インパラ…を見ることができ大興奮です。ゾウ好きの方にはアドエレファントパーク。夏には泥水で水浴びしているたくさんのゾウ達に会うことができます。泥水を引っ掛けられないようにご注意を。ペンギン好きの方はボルダービーチへ。ペンギン達がひょこひょこ歩く姿や、ものすごいスピードで泳ぐ姿は何時間見ていても飽きません。その他ホワイトシャーク(ホワイトシャークケージダイビング@ハマナス)やクジラ、イルカも出会うことができ、海にも陸にも様々な野生動物が生育しています。

 

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5. 南アフリカの人々

南アフリカをお勧めする一番の理由が「人」「人」「人」!!

南アフリカ人であろうが、移民(または出稼ぎの人々)であろうが、また観光客であろうが、南アフリカで出会う人達は笑顔で、気さくで、人懐こい人たち。カフェやレストランで隣に座っている人とちょっとしたことから会話が始まって仲よくなったり、たまたま利用したAirbnbのオーナーさんと今でも連絡を取り合う仲になったり、旅行先で友達が増える国なのです。Philotradeのほとんどのビジネスパートナーが南アフリカの人。彼女たちのビジネスって少しでも多くの人の生活を良くしようという思いでやっていて、とても素敵だなと思うのです。

 

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6. 物価の安さ

高いなと感じるのは飛行機のチケットとサファリのみ。南アフリカに一旦ついてしまえば、物価は安いです。移動にはレンタルカーやUberが安くて便利。またワインの生産国だけあり、リーズナブルな値段で美味しいワインがたくさん飲めるのでとても嬉しいことです。

 

まだチケットを買うかどうか迷っていますか? それでは後ほど南アフリカについてもっと詳しい情報をアップしますので少々お待ちを。

 

ムンバイ行きの飛行機に乗る前の出来事

 ムンバイ行きが決まったのは2日前。急だったのでSさんに飛行機のチケットを頼みました。

 

行き:12月13日午後13;00時発の飛行機

帰り:12月15日午後18;50発の飛行機(夫と同じ飛行機であることを強調)

 

Sさんからは「かしこまりました」との返事をいただき、出発の前日、チェクイン済みのチケットが自宅に届きました。まず帰りの飛行機が夫と同じであることを確認しました。行きは13:00時発と伝えたけど、11:30発の飛行機でしたが早めにつくのならいいかと思い、次の日空港に向かいました。

 

インドでは飛行機の席に座るまで最低4〜5回チケットをチェックされます。

 

時刻10時25分:まず空港の建物に入る前の1回目。

チェック係の男性にチケットを見せると…

男性:「君の飛行機は今日は飛ばないよ。」

私: 「えっ、どうして?」

男性:「今日は13日。君の飛行機チケットは14日、明日だから。」

私: 「!!!!!!!!!」

 

念を押して日にち時刻までSさんに確認したのに…

 

時刻10時30分:急いでSさんに連絡。

Sさん:「ごめんなさい。今すぐチケット取り直すわ。」

 

時刻11時00分 : Sさんから電話

Sさん:「今日午後1時の飛行機がとれたから、それで行ってください」

 

時刻12時05分 : 取り直したチケットがメールで送られてきました。

 私: 「席がないんだけど。」

Sさん :「急だったからとれなかったの。」

私:  「てことは、チェックインカウンターでチェックインしなければならないってこ

    と?」

Sさん :「そういうことです。お願いします。」

私:      「!!!!」

出発まであと1時間。チェックインしないで済むように、荷物を詰めたのに!また空港に入る前にチケットとIDをチェックする列へ。

 

時刻12時15分:チェックインカウンター

もちろん私が乗る飛行機のチェックインカウンターには長い列。

一番前にいた荷物をたくさん持っているおじいさんに謝りながら、先にチェックインさせてと頼み、チェックインカウンターへ。

 

私: 「席が取れなかったんですけど」

チェックインカウンターの女性:「オーバーブッキングなのよ。」

私: 「席が全くないってことですか?」

女性:「ビジネスなら空いてるわよ。」

私: 「ビジネスっていくらですか?」

女性:「10000インドルピー(約18,000円)」

私: 「すみませんが、半額くらいになりませんかね?」(いちかばちか値段の交渉を

   してみた)

女性:「お客様、それは無理です。」(あっさり断られた)

 渋々お金を払いました。

 

時刻12時50分:いろいろなチェックをされ、ようやくゲートへ到着

なんとか飛行機に間に合いました。

 

いつかSさんの上司が「彼女はいつもなんかやらかしてくれるんだよね。なんとかしなきゃなあ。」と言っていて、Sさんの失敗談をいくつも話してくれました。その時は第三者として聞いていたので面白くて笑い転げていたのですが、いざ当事者になるとかなりあたふたさせられます。

 

後日、偶然、Sさんとご対面。ビジネスにアップグレートしなければならなかったことを話すと…

Sさんの第一声:「あ〜、きっと上司に首にされるわ、私。」

以前、Sさんの上司からいろいろ聞いていただけに、何もコメントができませんでした…。Sさん、あなたにはきっと合う仕事があるはずよ。がんばって。

思わず語りたくなる商品たち

Philotradeでは日本の皆さんに紹介したくなるストーリーを持つ商品をたくさん取り揃えています。詳しくはhttp://www.philotrade.shopをご覧ください。

 

今回訪れたのがムンバイにあるWomen’s India Trust(WIT)のショップです。

 

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こちらの団体は1968年にカミラさん(Ms.Kamila Tyabji)によって設立されました。カミラさんはイスラム教の女性として初めてイギリスのオックスフォードで学んだすごい方なのです。そして25年間イギリスで弁護士として活躍し、私生活においてもキャリアウーマンという先駆者でもありました。その後、母国であるインドに帰国すると、男性中心の非効率で官僚主義的な社会という現実に驚いたのです。(21世紀の現在、どこかの国でもそうですが…。)そこでインドの女性の意識向上、ウーマンパワーに目を向けWITを設立しました。 

      

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          カミラさん(WITのホームページより)

 

設立の際の資金は政府からの支援を一切受けず、カミラさんがすべて払いました。そして手に技術を持たない女性に焦点をあて、女性達が自宅でできるような裁縫、ジャム作りをし、報酬を得ることで、女性達が自立していかれるようなシステムを作りました。(ジャムはイギリスのチャールズ皇太子がインドを訪問の際には、WITのジャムをリクエストするそうです。)

 

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         チャールズ皇太子がリクエストするジャム

 

現在の代表者はドラトさん(Ms.Dolat Kotwal)。私が突然WITのお店を訪れたのにも関わらず、訪問の理由を話したら快くWITについて話してくださいました。ドラトさんは長年銀行で働いた後、WITで(ほとんど)ボランティアとして働いています。今では裁縫、ジャム作りの他、ブロックプリントの技術の伝授したり、職業訓練校を開設し看護師や保育士の資格を取ることができるようにしました。例えば、WITで女性達が安心して働けるように、WITで保育の資格を取った女性達が彼女達の子供の世話をするというような好循環なシステムになっています。

 

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            現在WIT代表のドラトさん

 

食事代以外は全部WITが支給。政府からの援助を受けるととにかく無駄な労力と、経費がかかるため一切受けていないそうです。予算はすべて寄付、チャリティーパーティーなどで賄われるそうです。4月にチャリティーパーティがあるそうで、たくさん日本人の友達をつれてぜひ参加して!と招待されました。(興味のある方はご連絡ください。)

 

お給料をもらい始めた女性達は自分自身に誇りを持ち、表情も態度もがらりと変わります。さらに経験を積み重ねていくことで女性達の中に「尊厳」という意識が芽生えてくる、それがドラトさんにとって一番この仕事をしていてやりがいを感じる瞬間だそうです。

 

自分自身でどうしてもチャンスを掴めない女性に、政府ではなく、女性がそのチャンスを与え支援をしていく。社会に貢献していると自覚できることで一人でも多くの女性が誇りをもてるようになるWITのような存在はインドだけでなく、日本を初め多くの先進国でも必要なのではないかと思います。働きたいと願う女性が気持ちよく働ける社会は女性はもちろんのこと、家族、社会全体をも元気にすると思うのです。

 

すべての商品は女性たちによる手作りです。フェアートレード商品でインドの他イギリスやドイツにも輸入しているそうです。そんなストーリーを持つ商品をWITショップでいくつか購入しました。

 

右がブロックプリントのポーチで左がジュエリーポーチです。ドラトさん曰くブロックプリントはインドでは元来男性の仕事なので、特に夏の暑い時期には女性にとっては大変な重労働になるそうです。

 

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ムンバイに訪れた際にはぜひWITのショップを覗いてみてください。皆さんが商品を購入することがWITの女性達の大きな励みとなるはずですから。

WIT:http://www.wit.org.in/default.htm